三恵台・初音台
Sankeidai・Hatsunedai

『人が行き交う場所』

いにしえより
人々の往来の絶えなかった東海道。
国道１号線となった今もなお、
三島と東西を繋ぐ
主要な道となっています。
そんな旧東海道の松並木に隣接するのが、
三恵台と初音台。
朝夕には松並木を散歩する人の姿が、
休日ともなれば
箱根方面への登山者の姿も見られます。

三恵台は、30年ほど前に
分譲が始まった
山田学区のなかでは
最も新しい住宅街。
初音台は、それよりもう少し
早くにできました。

往時はにぎやかだった町は、
今は静かで
のんびりとした雰囲気が感じられます。

かつて朝夕には
たくさんの小学生が通った
初音台の交差点。
今は子どもの数は減りましたが、
スクールガードや
地域の人に見守られながら
学校や家へと向かう子どもたち、
大人と子どもの
微笑ましい交流が見られます。

過疎高齢化のなかに、
ポジティブさが漂っている。

もともと、関東や関西など
他地域からの移住者も多い町。
新しく越してくる
子育て世代やリタイヤ世代も
ちらほらと。
煩わしい田舎の人間関係はなく、
かといって、
都会的な素っ気なさもない。
かつて宿場町だった三島の気質を
感じさせるような
ちょうどいい人情味があります。