この記事の要点(30秒でわかる)
  • 土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約29.0万円(取引当時の中央値は約26.1万円。2018年1月〜2026年3月の取引15件のうち、計算に使った13件)。
  • 町内の公示地価(標準地 三島-4・住宅地の1地点)は2025年に約30.2万円/坪で、2020年からの5年間で5.2%下落(2026年は調査が休止)。1地点の価格のため、相場とは金額が一致するものではありません。
  • 人口は1,437人(2026年1月31日)で、2007年から14.3%減。三島市全体(9.2%減)より減り方が大きい結果です。
  • 大場川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の9割以上(ほぼ全域)にかかります(主に0.5〜3m、最大5〜10m)。町内に土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定はありません。

三島市中の土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約29.0万円(1㎡あたり約8.8万円)です。

三島市中(なか)は、三島市役所の南東側、錦田地区にある町です。大場川と支流の御殿川の中間に位置することが地名の由来と伝わります。江戸時代の中村は、三島町から下田街道が南へ延びる地にありました。明治22年(1889年)に錦田村の一部となり、昭和16年(1941年)に錦田村と三島町が合併して三島市が発足しました。

アイさん

うちの土地、いくらくらいで売れるんじゃろう?三島市中の相場が知りたいのう。

たかの

三島市中の土地の相場は、坪単価約29.0万円が目安です。実際に売れる価格は、土地の形や広さ、道路の条件などで変わります。

三島市中の土地価格相場

2026年の水準に直した目安は坪単価約29.0万円(1㎡あたり約8.8万円)で、取引当時の中央値は坪単価約26.1万円です。

「2026年の水準に直した目安」は、各取引の坪単価を、三島市全体の土地の取引価格の動き(年約2.5%の上昇)に合わせて2026年1〜3月の水準に引き直してから出した中央値です。取引の時期が古いほど、取引当時の価格との差は大きくなります。査定額と比べるときは、この目安の数字をお使いください。三島市中は、中央値にあたる取引が2021年10〜12月のもので、2026年の水準に直す幅が大きいため、取引当時の価格との差が約1割になっています。ただし、三島市中の公示地価の地点(標準地 三島-4)は直近5年(2020年→2025年)で5.2%下がっており、町の価格の動きは三島市全体と違う可能性があるため、取引当時の中央値(約26.1万円)もあわせてご覧ください。

対象は、2018年1月〜2026年3月の公表データにある三島市中の土地の取引15件のうち、相場の計算に使った13件です(取引の時期は2018年7〜9月から2026年1〜3月まで。13件のうち9件は2018〜2020年の取引)。2021年以降の相場の計算に使える取引が5件に満たないため、2018年1月からの取引で計算しています。除いた2件は、道路に接していない土地の取引(2018年4〜6月・2019年4〜6月)です。

三島市中の土地価格相場

・土地価格相場(2026年の水準に直した目安) 約29.0万円/坪(約8.8万円/㎡)

・取引当時の中央値 約26.1万円/坪

・取引の半数が集まる範囲(2026年の水準) 約15.5〜34.9万円/坪

・計算に使った取引 2018年1月〜2026年3月の13件

グラフは、三島市中・三島市・静岡県の土地の取引価格(坪単価)を、その年までの3年間の取引の中央値(3年移動中央値)で表したものです。たとえば2025年の値は、2023〜2025年の取引の中央値です。取引当時の価格で、2026年の水準に直していないため、上の相場の数字とは一致するものではありません。

三島市全体では、2020〜2022年の29.4万円/坪から、2023〜2025年は32.4万円/坪になっています(約10%の上昇。件数は232件・212件)。一方、三島市中の取引は、特殊な取引を除くと3年間で1〜9件と少なく、1件の取引で線が大きく動くため、上昇・下落の傾向としては読み取れません。計算に使える取引がない期間は、線が途切れています。

データについて

この記事の相場は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引価格情報(宅地(土地))のうち、2026年10月時点で公表されているデータ(取引は2026年1〜3月分まで)をもとに当社が集計しました。取引価格情報は、国土交通省が不動産の取引の当事者に行ったアンケート調査の回答に基づく価格で、成約したすべての取引の価格ではありません。

相場は、町内の取引の坪単価の中央値です。2021年1月〜2026年3月に相場の計算に使える取引が5件以上ある町はその期間、少ない町は2018年1月からの取引を使っています。2026年の水準に直すのに使った年約2.5%の変化率は、三島市全体の取引価格(坪単価の中央値)の2018年4月〜2026年3月の動きから求めたものです。囲みの「取引の半数が集まる範囲」は、2026年の水準に直した坪単価の安い方と高い方から4分の1ずつを除いた範囲です。

関係者間の取引、隣地の購入、調停・競売、道路に接していない土地の取引、瑕疵がある可能性のある取引など、特殊な事情のある取引と、坪単価が1万円未満の取引は、相場の計算から除いています(三島市中では2件)。この記事では、これらをあわせて「特殊な取引」と書いています。取引価格情報は四半期ごとに追加・更新されるため、直近の期間の件数は今後増えることがあります。

このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません。

取引事例から見える三島市中の特徴

土地の価格は、同じ町の中でも、形や広さ、面している道路の条件によって変わります。町の取引の特徴を知っておくと、不動産会社が示した査定額の根拠を確かめる手がかりになります。

不動産業界では、土地の売れやすさに影響する主な条件として、次の5つが挙げられます。

  1. 駅までの距離
  2. 土地の形状
  3. 土地の大きさ
  4. 面する道路の幅
  5. 面する道路の方位

売却価格への影響は、下の記事で解説しています。

たかの

ここからは、三島市中の実際の取引から読み取れる特徴を見ていきます。駅までの距離は、後の「三島市中の立地と学区」で紹介しますね。

相場の計算に使った期間(2018年1月〜2026年3月)の三島市中の取引は、次のとおりです。坪単価は取引当時の価格です。「相場の計算から除外」とある取引は、特殊な事情のある取引や坪単価が1万円未満の取引のため、相場の計算に使っていません(理由は取引時期の欄に記載)。

三島市中の土地の取引価格(取引当時)
価格 坪単価 面積 形状 道路の幅・方位 取引時期
200万円 9.6万円 70㎡ 台形 5.5m・北 2026年1〜3月
2,000万円 27.8万円 240㎡ ほぼ長方形 6.0m・西 2025年7〜9月
3,200万円 26.1万円 400㎡ ほぼ整形 4.0m・東 2021年10〜12月
1,900万円 31.1万円 200㎡ 長方形 5.0m・北西 2021年4〜6月
1,900万円 30.4万円 200㎡ ほぼ長方形 4.0m・南東 2020年7〜9月
1,800万円 29.4万円 210㎡ ほぼ台形 4.0m・南 2020年7〜9月
550万円 13.2万円 135㎡ 不整形 4.0m・西 2020年4〜6月
3,300万円 12.6万円 880㎡ ほぼ長方形 4.0m・南 2019年10〜12月
2,200万円 29.8万円 240㎡ ほぼ長方形 9.0m・西 2019年7〜9月
2,500万円 23.1万円 350㎡ 長方形 接道なし 2019年4〜6月
(相場の計算から除外:道路に接していない土地)
3,300万円 23.5万円 470㎡ ほぼ台形 9.0m・西 2018年10〜12月
5,100万円 12.9万円 1,300㎡ ほぼ長方形 4.0m・西 2018年10〜12月
1,500万円 25.8万円 195㎡ 不整形 9.0m・東 2018年10〜12月
2,000万円 32.7万円 200㎡ 台形 4.0m・北西 2018年7〜9月
280万円 2.0万円 460㎡ ほぼ長方形 接道なし 2018年4〜6月
(相場の計算から除外:道路に接していない土地)

形状・面積・道路の条件ごとの傾向は、件数を増やすため、2015年以降の取引20件(特殊な取引を除く。2015年4〜6月から2026年1〜3月まで)で見ていきます。価格は取引当時のもので、2026年の水準には直していません。取引の時期や場所の違いも含まれます。件数の少ない区分や、坪単価が特に低い取引(町の2015年以降の取引の中央値の3分の1未満。この期間に1件:約8.3万円)を含む区分は、平均が大きく動くため、幅をもってご覧ください。形状・道路幅・方位の比較では各区分の中央値でも比べ、平均と違う結果になる場合は、その小見出しで中央値を示しています。

土地の形状に対する土地価格相場の傾向

一般に、正方形や長方形の土地は建物を配置しやすく、売れやすいとされています。台形や不整形の土地は、建物の配置に工夫が要ることがあり、整形の土地より価格が低くなりやすいといわれます。

三島市中の形状別の平均坪単価(2015年以降・20件)
形状 件数 平均坪単価(取引当時)
正方形(ほぼ正方形を含む) 1件 約19.8万円
長方形(ほぼ長方形・ほぼ整形を含む) 10件 約23.0万円
台形(ほぼ台形を含む) 5件 約25.5万円
不整形(袋地等を含む) 4件 約18.2万円

三島市中では、件数が3件以上の区分で比べると、最も高いのは台形の土地(5件・約25.5万円)で、最も低いのは不整形の土地(4件・約18.2万円)でした。長方形の土地(10件)は約23.0万円でした。形状による一定の傾向は見られませんでした(件数が少ない区分があるため参考)。

面積に対する取引価格の傾向

土地は広すぎても狭すぎても、買える人が限られることがあります。町で取引の多い面積・価格帯を知っておくと、売却を考えるときに役立ちます。

三島市中の2015年以降の取引20件(2015年4〜6月から2026年1〜3月まで)を、面積と価格で分けた件数は次のとおりです。

三島市中の土地面積に対する取引価格の傾向(2015年以降・20件)
面積\価格 1,000万円未満 1,000〜1,500万円 1,500〜2,000万円 2,000〜2,500万円 2,500〜3,000万円 3,000〜4,000万円 4,000〜5,000万円 5,000〜6,000万円
450㎡以上 1 3 1
400〜450㎡ 1
350〜400㎡
300〜350㎡
250〜300㎡ 1 1
200〜250㎡ 1 3 3
150〜200㎡ 1
100〜150㎡ 1 1
50〜100㎡ 2

最も多いのは3件で、面積450㎡以上・価格3,000〜4,000万円、面積200〜250㎡・価格1,500〜2,000万円、面積200〜250㎡・価格2,000〜2,500万円の3つの組み合わせでした。取引が集中している面積・価格帯ははっきりしません。面積だけで見ると、200〜250㎡の取引が最も多く、20件中7件でした。

MEMO

この表は、縦を土地の面積、横を取引価格(取引当時の総額)とし、1件の取引を「1」として数えています。面積・価格の区分は「以上〜未満」です。

道路幅に対する土地価格相場の傾向

一般に、面している道路の幅が広いほど、日当たりや風通し、車の出し入れの面で有利になり、売れやすいとされています。

三島市中の道路幅別の平均坪単価(2015年以降・20件)
道路幅 件数 平均坪単価(取引当時)
4〜6m 13件 約21.8万円
6〜8m 4件 約21.7万円
8m以上 3件 約26.3万円

三島市中では、道路幅8m以上(3件)が約26.3万円と高く、道路幅4〜6m・6〜8mはいずれも約21.7〜21.8万円でほぼ同じでした。なお、道路幅4〜6mの区分には坪単価の特に低い取引が含まれるため、各区分の中央値でも比べると、道路幅4〜6m 約25.8万円・6〜8m 約21.0万円・8m以上 約25.8万円で、平均とは並びが変わります。道路幅による一定の傾向ははっきりしません。

道路方位に対する土地価格相場の傾向

一般に、南側の道路に面した土地は、日当たりの良さから売れやすいとされています。

三島市中の道路の方位別の平均坪単価(2015年以降・20件)
道路の方位 件数 平均坪単価(取引当時)
南側 6件 約20.2万円
南東側 1件 約30.4万円
東側 2件 約26.0万円
西側 8件 約21.6万円
北西側 2件 約31.9万円
北側 1件 約9.6万円

三島市中では、件数が3件以上の方位で比べると、方位ごとの平均坪単価の差は1割未満(約20.2〜21.6万円)でした。ただし、南側の区分には坪単価の特に低い取引が含まれるため、各区分の中央値で比べると、南側 約22.5万円・西側 約20.2万円です。方位による一定の傾向ははっきりしません。

査定額を見るときは、ご自身の土地の条件に照らして、こうした傾向も参考にしてください。

三島市中の立地と学区

三島市中の最寄駅は三島二日町駅で、町の中心付近から直線で約700mです。町内の場所によって、三島二日町駅まで直線で約300m〜約1.2kmです。東海道新幹線の停まる三島駅までは、直線で約2.9kmです。いずれも直線距離のため、実際の道のりはこれより長くなります。

三島市中の学区は番地により異なります。小学校は三島市立の向山小学校・錦田小学校・南小学校、中学校は三島市立の錦田中学校・南中学校のいずれかです。詳しくは三島市の通学区域(小学校・中学校)のページでご確認ください。

出典

駅までの距離は、国土交通省「国土数値情報(鉄道データ)」(令和7年度版)の駅の位置と、国勢調査(2020年)の町の範囲のなかで建物が集まる中心付近から、当社が計算した直線距離です。学区は、三島市の「小学校の通学区域」「中学校の通学区域」(2026年2月5日更新)で確認しました。

三島市中の今後の見通し

土地の価格は、地価の動きや人口、災害リスクなどの影響を受けます。

たかの

次の3つの公表データから、三島市中の今後の見通しを考えていきます。
  1. 公示地価の推移
  2. 人口の推移
  3. 災害リスク

三島市全体については、人口の減少などを理由に、2030年までに地価が下がると予想する見方もあります(下の記事で解説しています)。ここ数年の三島市全体の取引価格は上向いており、町によっても当てはまり方は違うため、長い目で見た市全体の見方の一つとして参考にしてください。

公示地価の推移

三島市中には、国の地価公示の標準地「三島-4」(中128番52外、住宅地)があります。公示地価は、国土交通省が毎年1月1日時点の価格として公表している土地の価格です。公表資料では、この地点は三島駅から道路距離で3,300mと記載されています。この地点は2026年(令和8年)の調査が休止されたため、2025年までの価格で比べています。

公示地価は町内の1地点の価格で、実際の取引から出した相場とは、対象の土地も時点も違うため、金額は一致するものではありません。この節では、金額よりも価格の動きを見る手がかりとしてご覧ください。

2025年の公示地価は1㎡あたり91,300円(坪単価約30.2万円)です。直近5年(2020年→2025年)では5.2%の下落で、同じ期間の三島市の公示地価の平均(2.2%の上昇)と比べると、市平均を下回る動きです。平均に入る地点は2020年21地点、2025年20地点です。

1995年(約45.6万円/坪)からの長い期間では、三島市中の地点は33.8%下がっています。同じ期間の三島市の公示地価の平均は、約88.7万円/坪から約41.4万円/坪へ53.3%下落しており、三島市中の地点は市平均より下落が小さい結果です。

公示地価の推移(標準地 三島-4)
年 1㎡あたり 坪単価 三島市平均(坪単価)
1995年 138,000円 45.6万円 88.7万円(21地点)
1996年 135,000円 44.6万円 79.3万円(21地点)
1997年 133,000円 44.0万円 72.8万円(22地点)
1998年 132,000円 43.6万円 67.6万円(22地点)
1999年 129,000円 42.6万円 62.3万円(22地点)
2000年 126,000円 41.7万円 58.0万円(22地点)
2001年 123,000円 40.7万円 55.0万円(22地点)
2002年 121,000円 40.0万円 51.9万円(22地点)
2003年 118,000円 39.0万円 48.9万円(22地点)
2004年 111,000円 36.7万円 45.7万円(22地点)
2005年 106,000円 35.0万円 43.4万円(21地点)
2006年 102,000円 33.7万円 41.6万円(21地点)
2007年 99,000円 32.7万円 41.4万円(20地点)
2008年 98,500円 32.6万円 41.9万円(20地点)
2009年 98,000円 32.4万円 43.2万円(20地点)
2010年 96,500円 31.9万円 42.4万円(19地点)
2011年 96,000円 31.7万円 42.4万円(19地点)
2012年 95,500円 31.6万円 42.3万円(19地点)
2013年 95,000円 31.4万円 40.1万円(21地点)
2014年 95,500円 31.6万円 41.7万円(18地点)
2015年 96,000円 31.7万円 41.3万円(18地点)
2016年 96,300円 31.8万円 40.1万円(21地点)
2017年 96,300円 31.8万円 40.2万円(21地点)
2018年 96,300円 31.8万円 40.3万円(21地点)
2019年 96,300円 31.8万円 40.4万円(21地点)
2020年 96,300円 31.8万円 40.6万円(21地点)
2021年 95,800円 31.7万円 40.5万円(21地点)
2022年 95,300円 31.5万円 40.5万円(21地点)
2023年 94,000円 31.1万円 40.6万円(21地点)
2024年 92,600円 30.6万円 40.9万円(21地点)
2025年 91,300円 30.2万円 41.4万円(20地点)

ほかの町の地価や人口の推移は、当社独自の三島市 地価・売却マップでもご確認いただけます。

出典

公示地価は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」のAPI(地価公示・都道府県地価調査)から取得しました(2026年10月取得)。坪単価は、1㎡あたりの価格に400/121を掛けて換算した値です。三島市平均は、同じ種類(公示地価)の市内の地点のうち、住宅地・商業地・工業地の地点の価格の単純平均です。地点の数や顔ぶれは年によって変わります(1995年21地点、2025年20地点)。

人口の推移

三島市中の人口は、2026年1月31日時点で1,437人です。2007年1月31日の1,677人と比べると、14.3%減っています。同じ期間に三島市全体は9.2%減っており、三島市中の減り方は市全体より大きい結果です(減少率は市全体の約1.6倍)。

直近5年(2021年→2026年)では、三島市中は6.3%の減少、三島市全体は4.9%の減少です。

2007年からの人口の増減
地域 2007年1月31日 2026年1月31日 増減率
三島市 114,192人 103,653人 −9.2%
三島市中 1,677人 1,437人 −14.3%

なお、2026年9月30日時点の三島市中の人口は1,447人です(三島市全体は103,143人)。人口は、住民基本台帳の「中」と「中(東藤代町)」を合わせた数字です。

出典

人口は、三島市の人口統計(町名別人口と世帯数。住民基本台帳・外国人を含む・各年1月31日)をもとに作成しています。2026年9月30日の値も同じ資料によります。

三島市中の災害リスク

国と静岡県が公表している洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域を、国勢調査の三島市中の範囲と重ねて確認しました。

洪水浸水想定区域(想定最大規模の降雨が前提)によると、大場川が氾濫した場合、三島市中では町の9割以上(ほぼ全域)が浸水すると想定されています。浸水深は主に0.5〜3mで、川沿いの一部では最大5〜10mとされています。

浸水想定区域に入る土地は、購入を検討する方が慎重に確認することが多いため、売却時の価格の話し合いに影響することがあります。影響の大きさは、土地ごとの想定の深さや位置によって異なります。

土砂災害警戒区域・特別警戒区域は、三島市中の町内には指定されていません。

洪水浸水想定区域は、想定し得る最大規模の大雨で川が氾濫した場合の想定で、必ずそうなるというものではありません。同じ町内でも、土地の高さや川からの距離によって想定は変わります。また、下水道や水路から水があふれる内水氾濫は、この想定には含まれていません。

下のボタンで地図を開き、画面の上の欄に住所や地番を入れると、土地ごとの想定を確認できます。

出典

洪水浸水想定区域(想定最大規模)は国土交通省・静岡県の公表データ(国土交通省 ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」)、土砂災害警戒区域・特別警戒区域は国土数値情報(国土交通省 不動産情報ライブラリ経由)を使い、国勢調査(2020年)の町の範囲と重ねて当社が集計しました(2026年10月時点)。割合はおおよその値です。公式のハザードマップは、三島市洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ(三島市)・静岡県の中小河川の洪水浸水想定区域図(三島市)・静岡県 県内の洪水浸水想定区域図(東部。大場川など)でご確認いただけます。

三島市全体と比較した今後の見通し

これまで見てきたデータから、分かったことは次のとおりです。

  • 公示地価(標準地 三島-4・住宅地)は、2020年から2025年の5年間で5.2%下落(同じ期間の三島市の公示地価の平均は2.2%上昇)で、市平均を下回る動き
  • 三島市全体の土地の取引価格(3年間の中央値)は、2020〜2022年の29.4万円/坪から2023〜2025年の32.4万円/坪に上昇(三島市中の取引は、特殊な取引を除くと同じ3年間でそれぞれ5件・1件のため、傾向として読み取るには件数が足りない)
  • 人口は2007年から14.3%減少(三島市全体は9.2%減少)で、市全体より減り方が大きい
  • 直近5年(2021年→2026年)の人口は6.3%の減少(三島市全体は4.9%の減少)
  • 大場川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の9割以上(ほぼ全域)にかかる(主に0.5〜3m、最大5〜10m)
  • 町内に土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定はない

地価は直近5年で下がっており、人口の減り方も三島市全体より大きいことから、ゆるやかな下落が続く可能性があります。

また、町の9割以上(ほぼ全域)に洪水浸水想定区域がかかっています。

なお、これは公表されている統計から見た三島市中全体の傾向です。個別の土地の価格は、形や広さ、道路の条件などによって変わるため、売却を考える際は、三島市中の特徴を理解した不動産会社に相談しましょう。

まとめ

  • 土地価格相場(目安)は坪単価約29.0万円(取引当時の中央値は約26.1万円。2018年1月〜2026年3月の取引15件のうち、計算に使った13件)
  • 2015年以降の取引で最も多い面積は200〜250㎡(20件中7件)
  • 今後の見通し:地価は下落、人口の減り方も市全体より大きく、ゆるやかな下落が続く可能性があります(町の9割以上に洪水浸水想定区域)

この相場データの活用方法

相場だけでは個別の土地の売却価格は分かりませんが、不動産会社の査定額を比べる手がかりになります。次のように活用してください。

  1. 複数の不動産会社に査定を依頼する
  2. 提示された査定額(総額)を土地の坪数(㎡×0.3025)で割って坪単価に直し、坪単価約29.0万円(2026年の水準に直した目安)の相場と比べる
  3. 相場より高い査定額には「なぜ高いのか」、低い査定額には「なぜ低いのか」の根拠を確認する
  4. 三島市中の特徴(土地の形や広さ、道路の条件など)をふまえて査定しているかを確かめる

三島市中の公示地価の地点は直近5年(2020年→2025年。2026年は調査が休止)で下がっているため、取引当時の中央値(約26.1万円)もあわせて比べてください。

根拠の説明がないまま高い査定額が示された場合、売り出した後に値下げが必要になることもあります。査定額の根拠をきちんと説明できる不動産会社を選ぶことが大切です。

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