- 土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約27.0万円(取引当時の中央値は約24.1万円。2021年1月〜2026年3月の取引5件)。
- 町内の公示地価(標準地 三島-12・住宅地の1地点)は2026年に約28.0万円/坪で、2021年からの5年間で3.6%下落。1地点の価格のため、相場とは金額が一致するものではありません。
- 人口は1,642人(2026年1月31日)で、2007年から6.0%減。三島市全体(9.2%減)より減り方が小さい結果です。
- 町内に洪水浸水想定区域(想定最大規模)はかかっていません。斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)があり、その一部は特別警戒区域です。
三島市富士ビレッジの土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約27.0万円(1㎡あたり約8.2万円)です。
三島市富士ビレッジ(ふじびれっじ)は、三島駅の北東、北上地区にある町で、徳倉・千枚原・沢地と接しています。江戸時代の徳倉村の区域にあたる地域を含み、町の範囲の中ほどは三島駅付近より高い位置にあります。
アイさん
たかの
もくじ
富士ビレッジの土地価格相場
2026年の水準に直した目安は坪単価約27.0万円(1㎡あたり約8.2万円)で、取引当時の中央値は坪単価約24.1万円です。
「2026年の水準に直した目安」は、各取引の坪単価を、三島市全体の土地の取引価格の動き(年約2.5%の上昇)に合わせて2026年1〜3月の水準に引き直してから出した中央値です。取引の時期が古いほど、取引当時の価格との差は大きくなります。査定額と比べるときは、この目安の数字をお使いください。富士ビレッジは、中央値にあたる取引が2021年7〜9月のもので、2026年の水準に直す幅が大きいため、取引当時の価格との差が約1割になっています。ただし、富士ビレッジの公示地価の地点(標準地 三島-12)は直近5年(2021年→2026年)で3.6%下がっており、町の価格の動きは三島市全体と違う可能性があるため、取引当時の中央値(約24.1万円)もあわせてご覧ください。
対象は、2021年1月〜2026年3月の公表データにある富士ビレッジの土地の取引5件です(取引の時期は2021年4〜6月から2025年7〜9月まで)。2021年1月以降の取引が5件以上あるため、この期間の取引で計算しています。
・土地価格相場(2026年の水準に直した目安) 約27.0万円/坪(約8.2万円/㎡)
・取引当時の中央値 約24.1万円/坪
・取引の半数が集まる範囲(2026年の水準) 約22.2〜28.5万円/坪
・計算に使った取引 2021年1月〜2026年3月の5件
グラフは、富士ビレッジ・三島市・静岡県の土地の取引価格(坪単価)を、その年までの3年間の取引の中央値(3年移動中央値)で表したものです。たとえば2025年の値は、2023〜2025年の取引の中央値です。取引当時の価格で、2026年の水準に直していないため、上の相場の数字とは一致するものではありません。
三島市全体では、2020〜2022年の29.4万円/坪から、2023〜2025年は32.4万円/坪になっています(約10%の上昇。件数は232件・212件)。一方、富士ビレッジの取引は、特殊な取引を除くと3年間で2〜6件と少なく、1件の取引で線が大きく動くため、上昇・下落の傾向としては読み取れません。計算に使える取引がない期間は、線が途切れています。
この記事の相場は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引価格情報(宅地(土地))のうち、2026年10月時点で公表されているデータ(取引は2026年1〜3月分まで)をもとに当社が集計しました。取引価格情報は、国土交通省が不動産の取引の当事者に行ったアンケート調査の回答に基づく価格で、成約したすべての取引の価格ではありません。
相場は、町内の取引の坪単価の中央値です。2021年1月〜2026年3月に相場の計算に使える取引が5件以上ある町はその期間、少ない町は2018年1月からの取引を使っています。2026年の水準に直すのに使った年約2.5%の変化率は、三島市全体の取引価格(坪単価の中央値)の2018年4月〜2026年3月の動きから求めたものです。囲みの「取引の半数が集まる範囲」は、2026年の水準に直した坪単価の安い方と高い方から4分の1ずつを除いた範囲です。
関係者間の取引、隣地の購入、調停・競売、道路に接していない土地の取引、瑕疵がある可能性のある取引など、特殊な事情のある取引と、坪単価が1万円未満の取引は、相場の計算から除いています(富士ビレッジの対象期間には該当する取引はありません)。この記事では、これらをあわせて「特殊な取引」と書いています。取引価格情報は四半期ごとに追加・更新されるため、直近の期間の件数は今後増えることがあります。
このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません。
取引事例から見える富士ビレッジの特徴
土地の価格は、同じ町の中でも、形や広さ、面している道路の条件によって変わります。町の取引の特徴を知っておくと、不動産会社が示した査定額の根拠を確かめる手がかりになります。
不動産業界では、土地の売れやすさに影響する主な条件として、次の5つが挙げられます。
- 駅までの距離
- 土地の形状
- 土地の大きさ
- 面する道路の幅
- 面する道路の方位
売却価格への影響は、下の記事で解説しています。
たかの
相場の計算に使った期間(2021年1月〜2026年3月)の富士ビレッジの取引は、次のとおりです。坪単価は取引当時の価格です。
| 三島市富士ビレッジの土地の取引価格(取引当時) | |||||
| 価格 | 坪単価 | 面積 | 形状 | 道路の幅・方位 | 取引時期 |
| 1,400万円 | 28.1万円 | 165㎡ | 長方形 | 5.0m・北東 | 2025年7〜9月 |
| 1,500万円 | 21.8万円 | 220㎡ | 長方形 | 5.0m・北東 | 2025年4〜6月 |
| 600万円 | 12.2万円 | 160㎡ | ほぼ長方形 | 4.0m・南東 | 2021年7〜9月 |
| 4,800万円 | 24.1万円 | 660㎡ | ほぼ台形 | 6.4m・南東 | 2021年7〜9月 |
| 1,600万円 | 27.4万円 | 190㎡ | 長方形 | 4.0m・北東 | 2021年4〜6月 |
形状・面積・道路の条件ごとの傾向は、件数を増やすため、2015年以降の取引14件(特殊な取引を除く。2015年1〜3月から2025年7〜9月まで)で見ていきます。価格は取引当時のもので、2026年の水準には直していません。取引の時期や場所の違いも含まれ、件数の少ない区分は1件の取引で平均が大きく動くため、幅をもってご覧ください。
土地の形状に対する土地価格相場の傾向
一般に、正方形や長方形の土地は建物を配置しやすく、売れやすいとされています。台形や不整形の土地は、建物の配置に工夫が要ることがあり、整形の土地より価格が低くなりやすいといわれます。
| 富士ビレッジの形状別の平均坪単価(2015年以降・14件) | ||
| 形状 | 件数 | 平均坪単価(取引当時) |
| 正方形(ほぼ正方形を含む) | 2件 | 約26.3万円 |
| 長方形(ほぼ長方形・ほぼ整形を含む) | 10件 | 約23.0万円 |
| 台形(ほぼ台形を含む) | 2件 | 約26.1万円 |
富士ビレッジでは、台形の土地の取引が2件と少なく、形状による比較はできません。
面積に対する取引価格の傾向
土地は広すぎても狭すぎても、買える人が限られることがあります。町で取引の多い面積・価格帯を知っておくと、売却を考えるときに役立ちます。
富士ビレッジの2015年以降の取引14件(2015年1〜3月から2025年7〜9月まで)を、面積と価格で分けた件数は次のとおりです。
| 富士ビレッジの土地面積に対する取引価格の傾向(2015年以降・14件) | |||||||
| 面積\価格 | 1,000万円未満 | 1,000〜1,500万円 | 1,500〜2,000万円 | 2,000〜2,500万円 | 2,500〜3,000万円 | 3,000〜4,000万円 | 4,000〜5,000万円 |
| 450㎡以上 | 2 | ||||||
| 400〜450㎡ | |||||||
| 350〜400㎡ | |||||||
| 300〜350㎡ | 1 | ||||||
| 250〜300㎡ | |||||||
| 200〜250㎡ | 3 | ||||||
| 150〜200㎡ | 3 | 1 | 3 | ||||
| 100〜150㎡ | 1 | ||||||
最も多いのは3件で、面積200〜250㎡・価格1,500〜2,000万円、面積150〜200㎡・価格1,000万円未満、面積150〜200㎡・価格1,500〜2,000万円の3つの組み合わせでした。取引が集中している面積・価格帯ははっきりしません。面積だけで見ると、150〜200㎡の取引が最も多く、14件中7件でした。
この表は、縦を土地の面積、横を取引価格(取引当時の総額)とし、1件の取引を「1」として数えています。面積・価格の区分は「以上〜未満」です。
道路幅に対する土地価格相場の傾向
一般に、面している道路の幅が広いほど、日当たりや風通し、車の出し入れの面で有利になり、売れやすいとされています。
| 富士ビレッジの道路幅別の平均坪単価(2015年以降・14件) | ||
| 道路幅 | 件数 | 平均坪単価(取引当時) |
| 4〜6m | 11件 | 約23.6万円 |
| 6〜8m | 3件 | 約25.0万円 |
富士ビレッジでは、道路幅ごとの平均坪単価の差は1割未満(約23.6〜25.0万円)と小さく、道路幅による傾向ははっきりしません。
道路方位に対する土地価格相場の傾向
一般に、南側の道路に面した土地は、日当たりの良さから売れやすいとされています。
| 富士ビレッジの道路の方位別の平均坪単価(2015年以降・14件) | ||
| 道路の方位 | 件数 | 平均坪単価(取引当時) |
| 南東側 | 3件 | 約18.7万円 |
| 南西側 | 1件 | 約28.1万円 |
| 北東側 | 7件 | 約25.6万円 |
| 北西側 | 3件 | 約23.7万円 |
この期間の富士ビレッジの取引には南側の道路に面した土地がなく、一般的な傾向(南側が高い)との比較はできません。件数が3件以上の方位で比べると、最も高いのは北東側(7件・約25.6万円)で、最も低いのは南東側(3件・約18.7万円)でした(件数が少ない区分があるため参考)。
査定額を見るときは、ご自身の土地の条件に照らして、こうした傾向も参考にしてください。
富士ビレッジの立地と学区
富士ビレッジの最寄駅は三島駅で、町の中心付近から直線で約1.9kmです。町内の場所によって、三島駅まで直線で約1.6km〜約2.2kmです。いずれも直線距離のため、実際の道のりはこれより長くなります。
富士ビレッジの小学校の学区は番地により異なります。小学校は三島市立沢地小学校または徳倉小学校、中学校は三島市立北中学校です。詳しくは三島市の通学区域(小学校・中学校)のページでご確認ください。
駅までの距離は、国土交通省「国土数値情報(鉄道データ)」(令和7年度版)の駅の位置と、国勢調査(2020年)の町の範囲のなかで建物が集まる中心付近から、当社が計算した直線距離です。学区は、三島市の「小学校の通学区域」「中学校の通学区域」(2026年2月5日更新)で確認しました。
地元の不動産会社から見た富士ビレッジ
富士ビレッジは、町の南西側(三島駅側)から北東側に向かって高くなる高台の住宅地です。町の中の建物のある場所の標高を当社で調べると、低い所で約53m、高い所で約94mと、同じ町の中でも約40mの差があります。当社では、毎日の通勤や買い物で上り下りする坂の大きさも、町の中の場所によって違うと見ています。

宅地造成で区画された住宅地のため、旗竿地などの不整形な土地や台形の土地は多くありません。

富士ビレッジのように南から北へ高くなる傾斜地では、道路と敷地の高低差によって、北側の道路に面した土地でも日当たりを確保しやすいことがあります。反対に、南側の道路に面した土地では道路より敷地が高くなり、駐車場をつくるのに費用がかかることがあります(下の図)。

下の写真は、太陽の低い12月に当社が撮影したものです。それぞれの家に日が当たっている様子が分かります。

標高は、国土地理院の標高データ(標高API)で、町の範囲(国勢調査2020年)の中にある建物の位置42地点の値を当社が調べたものです(2026年10月)。
お客様の声
「無事に売却が決まりご購入者様との初面談で、『庭でバーベキューやガーデニングするのが楽しみです』と先方の奥様の嬉しそうなお顔を見たときに私たち夫婦ともども『大切にしていた家を理想的なご家族に買っていただけた』と胸がいっぱいになりました。」
― 25年暮らした土地建物を売却されたお客様(Googleクチコミより)
富士ビレッジの今後の見通し
土地の価格は、地価の動きや人口、災害リスクなどの影響を受けます。
たかの
- 公示地価の推移
- 人口の推移
- 災害リスク
三島市全体については、人口の減少などを理由に、2030年までに地価が下がると予想する見方もあります(下の記事で解説しています)。ここ数年の三島市全体の取引価格は上向いており、町によっても当てはまり方は違うため、長い目で見た市全体の見方の一つとして参考にしてください。
公示地価の推移
富士ビレッジには、国の地価公示の標準地「三島-12」(富士ビレッジ215番28、住宅地)があります。公示地価は、国土交通省が毎年1月1日時点の価格として公表している土地の価格です。公表資料では、この地点は三島駅から道路距離で2,500mと記載されています。
公示地価は町内の1地点の価格で、実際の取引から出した相場とは、対象の土地も時点も違うため、金額は一致するものではありません。この節では、金額よりも価格の動きを見る手がかりとしてご覧ください。
2026年の公示地価は1㎡あたり84,600円(坪単価約28.0万円)です。直近5年(2021年→2026年)では3.6%の下落で、同じ期間の三島市の公示地価の平均(5.2%の上昇)と比べると、市平均を下回る動きです。平均に入る地点は2021年21地点、2026年20地点です。
1995年(約47.9万円/坪)からの長い期間では、富士ビレッジの地点は41.7%下がっています。同じ期間の三島市の公示地価の平均は、約88.7万円/坪から約42.6万円/坪へ52.0%下落しており、富士ビレッジの地点は市平均より下落が小さい結果です。
| 公示地価の推移(標準地 三島-12) | |||
| 年 | 1㎡あたり | 坪単価 | 三島市平均(坪単価) |
| 1995年 | 145,000円 | 47.9万円 | 88.7万円(21地点) |
| 1996年 | 143,000円 | 47.3万円 | 79.3万円(21地点) |
| 1997年 | 141,000円 | 46.6万円 | 72.8万円(22地点) |
| 1998年 | 139,000円 | 46.0万円 | 67.6万円(22地点) |
| 1999年 | 134,000円 | 44.3万円 | 62.3万円(22地点) |
| 2000年 | 128,000円 | 42.3万円 | 58.0万円(22地点) |
| 2001年 | 125,000円 | 41.3万円 | 55.0万円(22地点) |
| 2002年 | 122,000円 | 40.3万円 | 51.9万円(22地点) |
| 2003年 | 119,000円 | 39.3万円 | 48.9万円(22地点) |
| 2004年 | 111,000円 | 36.7万円 | 45.7万円(22地点) |
| 2005年 | 101,000円 | 33.4万円 | 43.4万円(21地点) |
| 2006年 | 95,000円 | 31.4万円 | 41.6万円(21地点) |
| 2007年 | 92,500円 | 30.6万円 | 41.4万円(20地点) |
| 2008年 | 92,500円 | 30.6万円 | 41.9万円(20地点) |
| 2009年 | 92,000円 | 30.4万円 | 43.2万円(20地点) |
| 2010年 | 91,000円 | 30.1万円 | 42.4万円(19地点) |
| 2011年 | 91,000円 | 30.1万円 | 42.4万円(19地点) |
| 2012年 | 91,000円 | 30.1万円 | 42.3万円(19地点) |
| 2013年 | 91,000円 | 30.1万円 | 40.1万円(21地点) |
| 2016年 | 91,500円 | 30.2万円 | 40.1万円(21地点) |
| 2017年 | 91,000円 | 30.1万円 | 40.2万円(21地点) |
| 2018年 | 90,500円 | 29.9万円 | 40.3万円(21地点) |
| 2019年 | 89,800円 | 29.7万円 | 40.4万円(21地点) |
| 2020年 | 89,000円 | 29.4万円 | 40.6万円(21地点) |
| 2021年 | 87,800円 | 29.0万円 | 40.5万円(21地点) |
| 2022年 | 86,900円 | 28.7万円 | 40.5万円(21地点) |
| 2023年 | 86,300円 | 28.5万円 | 40.6万円(21地点) |
| 2024年 | 85,600円 | 28.3万円 | 40.9万円(21地点) |
| 2025年 | 85,100円 | 28.1万円 | 41.4万円(20地点) |
| 2026年 | 84,600円 | 28.0万円 | 42.6万円(20地点) |
グラフは、富士ビレッジの標準地「三島-12」と三島市平均の公示地価を、1995〜2026年の坪単価で表したものです(数字は、上の「公示地価の推移」の表と同じです)。この地点は、2013年までは標準地「三島-1」の番号でした。2014・2015年は調査がないため、表とグラフにはありません。
ほかの町の地価や人口の推移は、当社独自の三島市 地価・売却マップでもご確認いただけます。
公示地価は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」のAPI(地価公示・都道府県地価調査)から取得しました(2026年10月取得)。坪単価は、1㎡あたりの価格に400/121を掛けて換算した値です。三島市平均は、同じ種類(公示地価)の市内の地点のうち、住宅地・商業地・工業地の地点の価格の単純平均です。地点の数や顔ぶれは年によって変わります(1995年21地点、2026年20地点)。
人口の推移
富士ビレッジの人口は、2026年1月31日時点で1,642人です。2007年1月31日の1,747人と比べると、6.0%減っています。同じ期間に三島市全体は9.2%減っており、富士ビレッジの減り方は市全体より小さい結果です。
直近5年(2021年→2026年)では、富士ビレッジは2.8%の減少、三島市全体は4.9%の減少です。
| 2007年からの人口の増減 | |||
| 地域 | 2007年1月31日 | 2026年1月31日 | 増減率 |
| 三島市 | 114,192人 | 103,653人 | −9.2% |
| 富士ビレッジ | 1,747人 | 1,642人 | −6.0% |
なお、2026年9月30日時点の富士ビレッジの人口は1,625人です(三島市全体は103,143人)。
人口は、三島市の人口統計(町名別人口と世帯数。住民基本台帳・外国人を含む・各年1月31日)をもとに作成しています。2026年9月30日の値も同じ資料によります。
富士ビレッジの災害リスク
国と静岡県が公表している洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域を、国勢調査の富士ビレッジの範囲と重ねて確認しました。
洪水浸水想定区域(想定最大規模)は、富士ビレッジの町内にはかかっていません。
土砂災害については、富士ビレッジの一部の斜面地に急傾斜地の崩壊の土砂災害警戒区域が指定されており、その一部は土砂災害特別警戒区域です。土砂災害特別警戒区域では、建築物の構造や一定の開発行為について法令上の制限が設けられています(具体的な内容は静岡県・三島市にご確認ください)。

洪水浸水想定区域は、想定し得る最大規模の大雨で川が氾濫した場合の想定です。想定区域の外でも、浸水しないとは限りません。また、下水道や水路から水があふれる内水氾濫は、この想定には含まれていません。
下のボタンで地図を開き、画面の上の欄に住所や地番を入れると、土地ごとの想定を確認できます。
洪水浸水想定区域(想定最大規模)は国土交通省・静岡県の公表データ(国土交通省 ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」)、土砂災害警戒区域・特別警戒区域は国土数値情報(国土交通省 不動産情報ライブラリ経由)を使い、国勢調査(2020年)の町の範囲と重ねて当社が集計しました(2026年10月時点)。割合はおおよその値です。公式のハザードマップは、三島市洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ(三島市)・静岡県の中小河川の洪水浸水想定区域図(三島市)でご確認いただけます(静岡県の中小河川の図面は2026年10月時点で更新中です)。
図の背景は国土地理院の地理院タイル(淡色地図。地理院タイル一覧)、浸水と土砂災害の区域はハザードマップポータルサイトのデータ、町の範囲は総務省統計局「令和2年国勢調査 町丁・字等境界データ」(e-Stat)を加工して、当社が作成しました。町丁・字等境界データは統計用の区域のため、実際の境界と一致しない場合があります。図は参考情報です。最新かつ詳細な情報は、上記の三島市・静岡県のハザードマップでご確認ください。
三島市全体と比較した今後の見通し
これまで見てきたデータから、分かったことは次のとおりです。
- 公示地価(標準地 三島-12・住宅地)は、2021年から2026年の5年間で3.6%下落(同じ期間の三島市の公示地価の平均は5.2%上昇)で、市平均を下回る動き
- 三島市全体の土地の取引価格(3年間の中央値)は、2020〜2022年の29.4万円/坪から2023〜2025年の32.4万円/坪に上昇(富士ビレッジの取引は、特殊な取引を除くと同じ3年間でそれぞれ4件・2件のため、傾向として読み取るには件数が足りない)
- 人口は2007年から6.0%減少(三島市全体は9.2%減少)で、市全体より減り方が小さい
- 直近5年(2021年→2026年)の人口は2.8%の減少(三島市全体は4.9%の減少)
- 町内に洪水浸水想定区域(想定最大規模)はかかっていない
- 斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)があり、その一部は特別警戒区域
地価は直近5年で下がっていますが、人口の減り方は三島市全体より小さいため、下落が続くかどうかは見通しにくい状況です。
町内に洪水浸水想定区域はかかっていません(想定区域の外でも浸水しないとは限りません)。土砂災害特別警戒区域などに当たる土地は、建築の条件を含めて個別の確認が必要です。
なお、これは公表されている統計から見た富士ビレッジ全体の傾向です。個別の土地の価格は、形や広さ、道路の条件などによって変わるため、売却を考える際は、富士ビレッジの特徴を理解した不動産会社に相談しましょう。
まとめ
- 土地価格相場(目安)は坪単価約27.0万円(取引当時の中央値は約24.1万円。2021年1月〜2026年3月の取引5件)
- 2015年以降の取引で最も多い面積は150〜200㎡(14件中7件)
- 今後の見通し:地価は下落していますが、人口の減り方は市全体より小さく、下落が続くかは見通しにくい状況です(町の一部に土砂災害特別警戒区域)
この相場データの活用方法
相場だけでは個別の土地の売却価格は分かりませんが、不動産会社の査定額を比べる手がかりになります。次のように活用してください。
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
- 提示された査定額(総額)を土地の坪数(㎡×0.3025)で割って坪単価に直し、坪単価約27.0万円(2026年の水準に直した目安)の相場と比べる
- 相場より高い査定額には「なぜ高いのか」、低い査定額には「なぜ低いのか」の根拠を確認する
- 富士ビレッジの特徴(土地の形や広さ、道路の条件など)をふまえて査定しているかを確かめる
富士ビレッジの公示地価の地点は直近5年(2021年→2026年)で下がっているため、取引当時の中央値(約24.1万円)もあわせて比べてください。
根拠の説明がないまま高い査定額が示された場合、売り出した後に値下げが必要になることもあります。査定額の根拠をきちんと説明できる不動産会社を選ぶことが大切です。
