三島市加屋町の土地価格相場|特徴と今後の見通しを解説

三島市加屋町は、住宅と個人商店が共存したレトロな町です。

古くは、境川沿いに茅(カヤ)が群生していたことから由来して、加屋町となりました。

近年は学校・駅・大型商業施設へ行くにも徒歩圏内であることから、老若男女問わず暮らしやすく、特に共働きの子育て家族に支持されています。

しかし、大型商業施設が近くて暮らしやすい環境がある反面、個人商店は衰退し住宅地化が進んでいます。

今回はそんな加屋町の不動産売却で失敗しないために土地の価格相場と地域の特徴をまとめてみました。

さらに、過去の公示地価の推移や人口の増減などから今後の相場の見通しを考察していますので、不動産を売却する際の参考にしてみてください。

アイさん

実際に住んでいても土地相場は分からないもんじゃな。詳しく教えてくれ!

たかの

このページでは「三島市加屋町」の平均的な土地価格相場・過去の土地価格相場の推移・取引データから分かる特徴・今後の見通し確認することができます。

土地価格相場を知ることが不動産の売却で失敗を防ぐための第一歩です。

加屋町の土地価格相場

2020年の静岡県三島市加屋町における土地価格相場(平均取引価格)は坪単価43.6万円/坪(13.2万円/㎡)です。

相場

・土地価格相場 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)

・平均土地面積 78.3坪(259.0㎡)

・平均駅距離 14.4分

 

土地価格相場は前年に比べて2.4万円増(+5.82%)と上昇しました。

近年の三島市の土地取引では、三島駅から徒歩20分以内駅に近い地域の地価が上昇(2019年:前年比 +0.85%)していることが特徴です。

さらに、加屋町は災害リスクがないという安心感が重なり、土地価格相場が堅調に推移したと考えられます。

MEMO

不動産の相場を把握するにあたり、チラシ広告や不動産サイトを利用して周辺で売出し中の不動産情報を調べるのは一般的な方法です。

しかし、売出し中の不動産情報は成約するまでに値下げや価格交渉を受けることがあります。つまり、売出し中の不動産情報では、最終的にいくらで成約するか分からないため誤差が大きいのです。

たとえば、2,000万円で売出し中の土地も、実際に成約したのは1,800万円だった…なんてことになれば土地価格相場は大きく変わります。

そのため、土地価格相場は国土交通省の不動産取引価格情報記載の加屋町における過去10年取引データ25件に基づき算定しています。

取引事例から見える加屋町の特徴

土地価格相場と合わせて加屋町の土地取引の特徴を理解しておくことが大切です。

不動産の売却を頼むとき、不動産の専門知識を持たない一般の方にとっては、どういった理由で売却価格が決まるのかを知るすべが無いため、提示された売却価格が全てのように感じてしまいますよね。

しかし、依頼する不動産会社によってその売却価格に300万円以上の開きがあるのは、不動産売却ではよくあることです。

本来なら2,000万円で売却できた土地が、1,700万円でしか売却できないことも珍しくありません。

実際に、不動産業界では一般的に「駅に近いほど売却しやすい」とされていますが、加屋町では駅から遠くても高く売却されているという意外な結果になりました。

そこで、不動産業界で売りやすいとされる条件と加屋町の土地取引の特徴を比較して理解することで、不動産会社から提示された売却価格が適切な根拠のあるものなのかを見分けることができるようになります。

まず、一般的に不動産業界では、その土地の売却しやすさ…つまり需要の大きさには5つの条件があるとされています。

  1. 駅までの時間
  2. 土地の形状
  3. 土地の大きさ
  4. 面する道路の幅
  5. 面する道路の方位

この5つの条件が、どのように売却価格に影響してくるかについては、こちらのページで詳しく解説しています。

不動産業界で売却しやすいとされる土地の条件と三島市の需要の違い

たかの

不動産業界で売りやすいとされる5つの条件を確認したところで、過去10年の取引データから読み取れる加屋町の土地取引の特徴を深掘りしていきます。

加屋町における取引データは以下のようになります。

三島市加屋町 土地取引価格一覧
価格 坪単価 面積 形状 幅員・方位
最寄駅 駅徒歩 取引時期
2,400万円 56万円 140㎡ 長方形 7.0m・南東 三島駅 20分 2020年
2,400万円 48万円 195㎡ 台形  8.0m・南 三島広小路駅 6分 2019年
1,900万円 50万円 125㎡ 台形 5.0m・南 三島広小路駅 11分 2019年
2,300万円 33万円 230㎡ 不整形 3.5m・東 三島広小路駅 9分 2018年
1,300万円 25万円 180㎡ 長方形  接面道路無 三島広小路駅 8分 2018年
1,800万円 50万円 120㎡ 長方形 10.0m・南 三島広小路駅 8分 2018年
800万円 21万円 125㎡ 不整形 3.0m・西 三島広小路駅 8分 2016年
2,000万円 44万円 150㎡ 長方形 4.0m・北 三島広小路駅 9分 2016年
780万円 31万円 80㎡ 長方形 7.0m・南 三島広小路駅 6分 2016年
2,000万円 25万円 260㎡ 長方形 4.0m・北 三島広小路駅 10分 2016年
2,900万円 45万円 210㎡ 長方形 6.0m・北東 三島駅 20分 2016年
1,600万円 39万円 135㎡ 長方形 3.5m・南 三島広小路駅 9分 2016年
400万円 6.5万円 200㎡ 不整形 3.5m・東 三島駅 23分 2015年
1,600万円 34万円 155㎡ 長方形 5.0m・東 三島広小路駅 11分 2015年
3,200万円 33万円 320㎡ 長方形 3.0m・東 三島広小路駅 9分 2015年
3,400万円 26万円 430㎡ 長方形 4.8m・西 三島広小路駅 11分 2015年
2,200万円 36万円 200㎡ 正方形 4.0m・南 三島広小路駅 9分 2015年
2,200万円 46万円 160㎡ 長方形 4.0m・北 三島駅 23分 2014年
2,300万円 47万円 155㎡ 長方形 4.0m・北 三島駅 23分 2014年
11,000万円 33万円 1,200㎡ 不整形 5.0m・東 三島駅 20分 2013年
2,300万円 52万円 150㎡ 長方形 4.0m・南 三島駅 23分 2013年
2,300万円 51万円 150㎡ 長方形 4.0m・北 三島駅 23分 2013年
8,800万円 28万円 1,100㎡ 整形 15.0m・北西 三島駅 17分 2012年
1,900万円 32万円 190㎡ 不整形 4.0m・西 三島駅 24分 2011年
1,400万円 40万円 115㎡ 長方形 6.0m・西 三島駅 20分 2011年

駅までの時間に対する土地価格相場の傾向

加屋町は三島駅と三島広小路駅の2駅が徒歩圏内に位置しています。不動産業界では一般に駅に近いほど売却しやすいとされています。しかし、加屋町では駅に遠くても高く売却しやすいという意外な結果となりました。

この要因として、加屋町は駅から遠ざかっても利便性が低下しない地域だからです。

片方の駅から遠ざかっても最寄駅が2駅あることで、目的地に応じた駅を選択できますし、駅から離れればその代わりにサントムーン柿田川(大型商業施設)や国道1号線に近くなります。

このように、加屋町は駅から遠ざかっても利便性が低下しないのです。

そのため、加屋町では、「駅に近いほど高く売れる」といった不動産業界の一般的な傾向とは異なり、駅から遠い土地が売却しやすくなっています。

これは、三島市内の各地域の中でも稀な特徴ですので、しっかり確認しておく必要があります。

MEMO
加屋町は最寄駅が2駅あることから、駅までの時間に対する土地価格相場グラフは、それぞれ作成しています。

土地の形状に対する土地価格相場の傾向

不動産業界では正方形や長方形の土地は、敷地を有効活用しやすいことから、売却しやすい土地とされていますが、加屋町では長方形だけでなく台形の土地も売却しやすいという結果となりました。

このように、台形は売却しやすいという結果となっているものの、敷地を有効活用しづらいことから、決して人気と言うわけではありません。

それではなぜ、台形の土地の平均坪単価が最も高くなったのでしょうか。

この要因として、加屋町は需要の大きさを表す5つの条件の中で、土地の形状以外の条件が土地価格に与える影響が大きかったからだと考えられます。

実際に、過去10年の取引データ25件中、2件ある台形の取引データを見ていきましょう。

加屋町 台形の取引データ1
価格 坪単価 面積 形状 幅員・方位
最寄駅 駅徒歩 取引時期
2,400万円 48万円 195㎡ 台形  8.0m・南 三島広小路駅 6分 2019年

取引データ1から、加屋町の売りやすい条件に当てはまったのは以下の3つでした。

  • 土地の大きさ・・・・売却しやすい土地面積195㎡
  • 面する道路の幅・・・売却しやすい8.0mの道路
  • 面する道路の方位・・日当たりの良い南側道路
加屋町 台形の取引データ2
価格 坪単価 面積 形状 幅員・方位
最寄駅 駅徒歩 取引時期
1,900万円 50万円 125㎡ 台形 5.0m・南 三島広小路駅 11分 2019年

取引データ2から、加屋町の売りやすい条件に当てはまったのは以下の3つでした。

  • 駅までの時間・・・・売却しやすい駅まで徒歩11分
  • 土地の大きさ・・・・売却しやすい土地面積125㎡
  • 面する道路の方位・・日当たりの良い南側道路

このように過去の2件の取引では、土地の形状以外で売りやすい条件が多く整ったことで、坪単価が高くなったのです。つまり、土地の形状以外の条件の影響が大きかったことが分かります。

逆に言えば、加屋町において土地の形状は、土地価格に与える影響が小さいことから、敷地を有効活用しづらい土地の形状でも価格が大きく下がることは無いと言えます。

面積に対する取引価格の傾向

土地面積は広過ぎても、狭過ぎても、需要が少なくなります。

逆に、購入可能な人が多いほど、土地の需要が拡大することから、相場より高く売却しやすくなります。

加屋町 土地面積に対する取引価格の傾向
450㎡超 2
〜450㎡ 1
〜400㎡
〜350㎡ 1
〜300㎡ 1
〜250㎡ 2
〜200㎡ 1 1 2 4
〜150㎡ 1 1 4 3
〜100㎡ 1
〜50㎡
〜1000万円 〜1500万円 〜2000万円 〜2500万円 〜3000万円 〜4000万円 〜5000万円 〜6000万円 〜7000万円 7000万円超

加屋町では土地面積が150㎡程度(45坪)で、価格が2,000万円程度又は土地面積が200㎡程度(60坪)で、価格が2,500万円程度の土地取引がそれぞれ4件と多く行われています。

つまり、お客様にとって売却しやすい土地面積は150㎡程度(45坪)又は200㎡程度(60坪)、購入者にとって購入しやすい価格は2,000万円程度又は2,500万円程度ということが分かります。

MEMO

この表は、縦軸を土地面積・横軸を取引価格とし、1件の土地取引につき「1」と表示しています。

接面道路幅に対する土地価格相場の傾向

前面道路幅(土地に面した道路の幅)によって建てられる建物の大きさが決まることから、不動産業界では前面道路幅が広い土地ほど、売却しやすいとされています。

加屋町でも同様に6.0m道路や6.0m超の道路に面している土地が売却しやすいという結果となっています。

これは、狭い面積の土地取引が多い加屋町の特徴が影響しています。

加屋町の土地価格相場(2020年時点:43.6万円/坪)は、三島市全体の土地価格相場と比べ約1.3倍高くなるため、広い面積の土地を購入するのが難しく、狭い面積での取引が多くなります。

実際に過去10年の取引データ25件中、18件が土地面積200㎡以下の狭い面積での取引でした。

そのため、加屋町では狭い面積でも建物を大きく建てやすい、6.0m道路や6.0m超の道路に面している土地が売却しやすくなっています。

道路方位に対する土地価格相場の傾向

不動産業界では一般的に、日当たりが良くなることから、南側道路は売却しやすく、北側道路は売却しづらいとされています。

加屋町でも同様に南側道路が売却しやすいという結果となっています。

その一方で、加屋町では北側道路が東・西側道路に比べ坪単価が約12万円/坪も高く売却しやすいという意外な特徴があることも分かりました。

この要因として、加屋町は売却しやすいとされる6.0m道路や6.0m超といった広い道路に面している土地が、北側や南側に多いからだと考えられます。

実際に加屋町内の広い道路に色を付けてみると、南側や北側道路の土地となる広い道路が3本と多いことが分かります。

そのため、加屋町では不動産業界では一般的な「北側道路が売却しづらい」といった傾向とは異なり、広い道路に面することが多い南側や北側道路が高く売りやすくなっています。

つまり、地域の特徴を知らない不動産会社を選んでしまった場合、本来は高く売ることができたはずの北側道路の土地が安く売り出されてしまうことになるのです。

そのため、加屋町の土地取引の特徴を理解することで、不動産会社から提示された売却価格が適切な根拠のあるものなのかを見分ける指標として下さい。

加屋町の今後の見通し

土地には売りやすいタイミングというものが存在します。

もちろん、家庭によって人生プランは異なりますから、売りやすさだけで売却時期を決められるものではありません。

子どもの成長や仕事の変化など家庭内の事情を優先することも重要です。

しかし、タイミング次第で数百万円も売却価格に差が出てしまうこともあるのです。

そのため、売却を急ぐ必要が無いのであれば、高く売るために少し待つ、というのも不動産売却で得するための有効な手段になります。

そのためには、今後の見通しから売りやすいタイミングをお客様自身で把握しておくことが大切です。

たかの

ここでは以下の3つの統計推移から加屋町の今後の見通しを深掘りして行きます。
  1. 過去20年間の公示地価の推移
  2. 過去16年間の人口推移
  3. 加屋町の災害リスク

なお、三島市全体的に土地相場が2030年までに下降すると言われており、その根拠とされる3つの理由のうち2つが人口推移災害リスクです。

それぞれが、土地の価格にどのように影響してくるのかについては、こちらのページで解説しています。

三島市の土地価格相場が2030年までに下降すると思われる3つの理由

それでは、三島市全体と加屋町の統計での違いも見比べながら、加屋町の土地の売りやすいタイミングを一緒に見ていきましょう。

過去20年間の公示地価の推移

加屋町の公示地価は下記の標準地において算出されています。

標準地

所在:三島市加屋町39番10     地積:151㎡

用途:住宅             建物構造:木造

供給施設:ガス・水道・下水     接面道路:東・5.4m

駅からの距離:三島駅・1,700m   用途地域:第一種住居地域

加屋町における過去20年の公示地価データは以下のようになります。

加屋町 公示地価の過去の推移
㎡単価(円/㎡) 坪単価(円/坪) 前年比
1979年(昭和54年) 57,000円/㎡ 188,400円/坪
1980年(昭和55年) 62,700円/㎡ 207,200円/坪 +10.00% ⬆︎
1981年(昭和56年) 69,800円/㎡ 230,700円/坪 +11.32% ⬆︎
1982年(昭和57年) 77,200円/㎡ 255,200円/坪 +10.60% ⬆︎
1983年(昭和58年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1984年(昭和59年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1985年(昭和60年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1986年(昭和61年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1987年(昭和62年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1988年(昭和63年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1989年(昭和64年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1990年(平成2年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1991年(平成3年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1992年(平成4年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1993年(平成5年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1994年(平成6年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1995年(平成7年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1996年(平成8年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1997年(平成9年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1998年(平成10年) ー 円/㎡ ー 円/坪
1999年(平成11年) ー 円/㎡ ー 円/坪
2000年(平成12年) ー 円/㎡ ー 円/坪
2001年(平成13年) ー 円/㎡ ー 円/坪
2002年(平成14年) ー 円/㎡ ー 円/坪
2003年(平成15年) 146,000円/㎡ 482,600円/坪
2004年(平成16年) 142,000円/㎡ 469,400円/坪 -2.73% ⬇︎
2005年(平成17年) 137,000円/㎡ 452,800円/坪 -3.52% ⬇︎
2006年(平成18年) 134,000円/㎡ 442,900円/坪 -2.18% ⬇︎
2007年(平成19年) 134,000円/㎡ 442,900円/坪 ±0% ➡︎
2008年(平成20年) 136,000円/㎡ 449,500円/坪 +1.49% ⬆︎
2009年(平成21年) 136,000円/㎡ 449,500円/坪 ±0% ➡︎
2010年(平成22年) 136,000円/㎡ 449,500円/坪 ±0% ➡︎
2011年(平成23年) 136,000円/㎡ 449,500円/坪 ±0% ➡︎
2012年(平成24年) 136,000円/㎡ 449,500円/坪 ±0% ➡︎
2013年(平成25年) 137,000円/㎡ 452,800円/坪 +0.73% ⬆︎
2014年(平成26年) 138,000円/㎡ 456,100円/坪 +0.72% ⬆︎
2015年(平成27年) 139,000円/㎡ 459,500円/坪 +0.72% ⬆︎
2016年(平成28年) 140,000円/㎡ 462,800円/坪 +0.71% ⬆︎
2017年(平成29年) 141,000円/㎡ 466,100円/坪 +0.71% ⬆︎
2018年(平成30年) 142,000円/㎡ 469,400円/坪 +0.70% ⬆︎
2019年(令和1年) 143,000円/㎡ 472,700円/坪 +0.70% ⬆︎
2020年(令和2年) 144,000円/㎡ 476,000円/坪 +0.69% ⬆︎
2021年(令和3年) 144,000円/㎡ 476,000円/坪 ±0% ➡︎
2022年(令和4年) 145,000円/㎡ 479,300円/坪 +0.69% ⬆︎

加屋町の公示地価は2006年まで下降が続いてきましたが、2008年から上昇に転じ、直近8年間は毎年0.70%の上昇を続けています。

その要因として、加屋町周辺は学校・駅・大型商業施設へ行くにも徒歩圏内であることから、老若男女問わず暮らしやすく、特に共働きの子育て家族に支持されてきたからです。

具体的には、学校・駅・大型商業施設・病院といった生活に必要な施設までの距離はこのようになります。

  • 三島市立西小学校まで徒歩3分
  • 三島広小路駅まで徒歩8分
  • サントムーン柿田川まで徒歩16分
  • 三島中央病院まで徒歩8分
MEMO
各施設までの距離は、公示地価の標準地である「三島市加屋町39番10」からの距離を算出しています。

このように加屋町の周辺には、生活に必要な施設が徒歩圏内にある環境から、老若男女問わず暮らしやすくなっています。

特に、時間に余裕がない共働きの子育て家族にとって魅力的な地域となっており、子育て家族の増加から公示地価が上昇を続けています。

一方で、公示地価の2003年からの下降率を三島市と加屋町で比べると加屋町は下降率が少ないことが分かります。

具体的な下降率は以下の通りです。

ピーク時からの公示地価下降率
地域 2003年 2021年 下降率
三島市 490,700円/坪 422,800円/坪 -13.83% ⬇︎
加屋町 482,600円/坪 476,000円/坪 -1.36% ⬇︎

三島市でもバブル期から不動産投資の影響を受け地価が大きく上昇し、その後下降してきました。

しかし、古くから住宅と個人商店が共存する加屋町は不動産投資とは異なり「上がっているから買う」「下がっているから売る」といった性質のものではないことから、三島市に比べ下降率が少なかったのです。

つまり、加屋町は景気の動向より、家庭生活の変化によって取引が起こるため、今後を見通すうえで、口の推移に着目することがとても大切になります。

MEMO

公示地価・基準地価は、国土交通省や各都道府県が地域の標準的な土地について売り手にも買い手にもかたよらない客観的な価値を評価した1㎡あたりの価格です。

公示地価は国土交通省の不動産取引価格情報の加屋町における過去20年の公示地価データに基づき記載しています。

過去16年間の人口推移

人口減少は日本全体の社会問題となっていますが、加屋町も例外ではありません。

加屋町の人口は2022年3月31日現在で656人ですが、2007年の745人をピークに減少傾向にあることが分かります。

さらに、この人口ピークから2022年までの減少率を加屋町と三島市で比べると、加屋町は減少率が約2倍も大きいという結果になりました。

具体的な減少率は以下の通りです。

ピーク時からの人口減少率
地域 2007年 2022年 減少率
三島市 114,188人 107,923人 -5.48% ⬇︎
加屋町 745人 656人 -11.94% ⬇︎

つまり、加屋町では三島市全体に比べ、人口が減るペースが早いということです。

一方で、2007年から2020年までに土地を買う中心年代である30歳代は25人増え、75歳以上の高齢者は14人増えました。

つまり、75歳以上の高齢者に比べ、30歳代が約2倍増えていることから、30歳代からの需要の大きさが見えてきます。

前述の通り、生活に必要な施設が徒歩圏内であることから、共働きの子育て家族である30歳代からの需要の大きさが見えてきます。

このように、土地を買う中心世代の若者が増加しているものの、加屋町全体の人口は激しく減少していることから、加屋町の土地価格相場は三島市全体の傾向と同じように緩やかに下降していくと予想されます。

ところが、加屋町には人口の推移以上に、土地の価格に影響を及ぼす大きなポイントが存在するのです。

MEMO
加屋町の人口推移グラフは三島市の人口統計情報記載のデータに基づき作成しています。

加屋町の災害リスク

加屋町の土地価格相場を考える上で最も大きな要因が災害リスクの低さです。

土地購入者における災害への危機意識の高まりから、水害や土砂災害などの災害リスクがある地域では、土地相場価格が下降し、逆に災害リスクがない地域では、土地相場価格が上昇していくことが予想されます。

三島市のハザードマップによると加屋町は、境川に隣接しているものの、水量が少ないことから災害リスクのない地域となっています。

地震や台風といった近年の災害によって高まった人々の防災意識にマッチし、購入者が安心して購入できることから、災害リスクのない加屋町は人口の減少している地域でありながら、土地価格相場は緩やかに上昇するでしょう。

MEMO
三島市のハザードマップについて、詳しくは三島市の公式サイトを確認下さい。

三島市全体と比較した今後の見通し

これまで見てきた3つの統計推移から、分かったのは以下の4点です。

  • 生活に必要な施設が徒歩圏内にあり、子育て家族に人気
  • 特に、土地を買う中心世代である30歳代は増加している
  • 加屋町全体の人口は減少傾向にあり、その減少率は三島市全体に比べ約2倍も大きい
  • 災害リスクがない

加屋町は人口の減少ペースこそ激しいものの、災害リスクがなく、子育て家族に人気があることから、土地価格相場の下降が続く三島市全体と異なり、上昇傾向にあります。

このことから、加屋町の土地価格相場は、今後も緩やかな上昇が続いていくことが予想されます。

そのため、高く売却することを優先に考えているのであれば、少し待つ、というのも加屋町の不動産売却で得するための有効な手段になります。

一方、「思い出の詰まった築50年の建物を使ってもらえる方に売りたい」といった時間の掛かる売却条件も、土地価格相場が上昇するペースが緩やかなことを利用して、上手く売却することもできます。

つまり、難しいと思われていた売却条件でも、今後の見通しを把握することで、理想の売却条件を選択することができるようになります。

とはいえ、これはあくまで加屋町全体の傾向からの見通しであり、当てはまらない土地もあることから、売却を始める際は加屋町の特徴をしっかり理解した不動産会社に相談しましょう。

まとめ

  • 土地価格相場 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)
  • 売却しやすい土地面積は150㎡程度(45坪)又は200㎡程度(60坪)
  • 駅近より、駅から遠ざかった土地が売却しやすく一般的な傾向とは異なる
  • 売却価格への影響が大きいのは「道路方位」、小さいのは「土地の形状」
  • 今後、土地価格相場は緩やかに上昇していくと予想される

今回は、三島市加屋町の土地価格相場や特徴・今後の見通しを紹介してきました。

土地の価格は、面積・方位・土地に接する道路幅員など土地の条件によって変わることから、土地価格相場だけで正確に売却価格を計算することはできません。

正確な売却価格を知るため、最終的には不動産会社に査定をしてもらう必要があります。

しかし、加屋町の特徴を知らない不動産会社を選んでしまった場合、本来は高く売ることができたはずの土地が安く売り出されてしまうことになりかねません。

そのため、加屋町の特徴を理解し適切な提案をしてくれる不動産会社は、不動産の売却において重要なパートナーになります。

不動産の売却を成功させるためにも、不動産会社から提示された売却価格が適切な根拠のあるものなのかを見分け、信頼できる不動産会社を見つけることをお勧めします。

不動産売却で相見積もりを行う際、相場価格と根拠を知っておかないと失敗する

メールで問合せ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。