この記事の要点(30秒でわかる)
  • 土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約62.6万円(取引当時の中央値は約52.9万円。2018年1月〜2026年3月の取引11件)。
  • 町内の公示地価(標準地 三島5-2・商業地の1地点)は2026年に約92.2万円/坪で、2021年からの5年間で9.4%上昇。商業地の1地点の価格のため、住宅地とは水準が違うことがあり、相場とも金額が一致するものではありません。
  • 人口は2,469人(2026年1月31日)で、2007年から10.5%減。三島市全体(9.2%減)とほぼ同じ減り方です。直近5年(2021年→2026年)は6.9%減で、三島市全体(4.9%減)より減り方が大きい結果です。
  • 大場川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の約3割にかかります(0.5m未満と0.5〜3mが中心、川沿いのごく一部で5mを超える)。斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)があります(特別警戒区域はありません)。急傾斜地崩壊危険区域も一部にあります。

三島市文教町の土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約62.6万円(1㎡あたり約18.9万円)です。

三島市文教町(ぶんきょうちょう)は、三島駅の北側、旧市内地区にある1丁目・2丁目からなる町です。三島駅北口から日本大学へ向かう県道三島裾野線沿いには、大正時代に野戦重砲兵連隊が置かれた際にできた道路を記念して植えられたイチョウ並木(117本)があり、平成23年(2011年)に三島市の景観重要樹木に指定されています。県道沿いには幼稚園から大学までの学校が集まり、町内には三島市立北小学校・北中学校があります。

アイさん

うちの土地、いくらくらいで売れるんじゃろう?文教町の相場が知りたいのう。

たかの

文教町の土地の相場は、坪単価約62.6万円が目安です。実際に売れる価格は、土地の形や広さ、道路の条件などで変わります。

文教町の土地価格相場

2026年の水準に直した目安は坪単価約62.6万円(1㎡あたり約18.9万円)で、取引当時の中央値は坪単価約52.9万円です。

「2026年の水準に直した目安」は、各取引の坪単価を、三島市全体の土地の取引価格の動き(年約2.5%の上昇)に合わせて2026年1〜3月の水準に引き直してから出した中央値です。取引の時期が古いほど、取引当時の価格との差は大きくなります。査定額と比べるときは、この目安の数字をお使いください。文教町は、中央値にあたる取引が2019年4〜6月のもので、2026年の水準に直す幅が大きいため、取引当時の価格との差が約2割になっています。

対象は、2018年1月〜2026年3月の公表データにある文教町の土地の取引11件です(取引の時期は2018年1〜3月から2025年1〜3月まで。11件のうち9件は2018〜2019年の取引)。2021年以降の相場の計算に使える取引が5件に満たないため、2018年1月からの取引で計算しています。

文教町の土地価格相場

・土地価格相場(2026年の水準に直した目安) 約62.6万円/坪(約18.9万円/㎡)

・取引当時の中央値 約52.9万円/坪

・取引の半数が集まる範囲(2026年の水準) 約37.2〜67.8万円/坪

・計算に使った取引 2018年1月〜2026年3月の11件

グラフは、文教町・三島市・静岡県の土地の取引価格(坪単価)を、その年までの3年間の取引の中央値(3年移動中央値)で表したものです。たとえば2025年の値は、2023〜2025年の取引の中央値です。取引当時の価格で、2026年の水準に直していないため、上の相場の数字とは一致するものではありません。

三島市全体では、2020〜2022年の29.4万円/坪から、2023〜2025年は32.4万円/坪になっています(約10%の上昇。件数は232件・212件)。一方、文教町の取引は、特殊な取引を除くと3年間で1〜14件で、件数の少ない年もあるため、上昇・下落の傾向として読み取るには足りません。計算に使える取引がない期間は、線が途切れています。

データについて

この記事の相場は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引価格情報(宅地(土地))のうち、2026年10月時点で公表されているデータ(取引は2026年1〜3月分まで)をもとに当社が集計しました。取引価格情報は、国土交通省が不動産の取引の当事者に行ったアンケート調査の回答に基づく価格で、成約したすべての取引の価格ではありません。

相場は、町内の取引の坪単価の中央値です。2021年1月〜2026年3月に相場の計算に使える取引が5件以上ある町はその期間、少ない町は2018年1月からの取引を使っています。2026年の水準に直すのに使った年約2.5%の変化率は、三島市全体の取引価格(坪単価の中央値)の2018年4月〜2026年3月の動きから求めたものです。囲みの「取引の半数が集まる範囲」は、2026年の水準に直した坪単価の安い方と高い方から4分の1ずつを除いた範囲です。

関係者間の取引、隣地の購入、調停・競売、道路に接していない土地の取引、瑕疵がある可能性のある取引など、特殊な事情のある取引と、坪単価が1万円未満の取引は、相場の計算から除いています(文教町の対象期間には該当する取引はありません)。この記事では、これらをあわせて「特殊な取引」と書いています。取引価格情報は四半期ごとに追加・更新されるため、直近の期間の件数は今後増えることがあります。

このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません。

取引事例から見える文教町の特徴

土地の価格は、同じ町の中でも、形や広さ、面している道路の条件によって変わります。町の取引の特徴を知っておくと、不動産会社が示した査定額の根拠を確かめる手がかりになります。

不動産業界では、土地の売れやすさに影響する主な条件として、次の5つが挙げられます。

  1. 駅までの距離
  2. 土地の形状
  3. 土地の大きさ
  4. 面する道路の幅
  5. 面する道路の方位

売却価格への影響は、下の記事で解説しています。

たかの

ここからは、文教町の実際の取引から読み取れる特徴を見ていきます。駅までの距離は、後の「文教町の立地と学区」で紹介しますね。

相場の計算に使った期間(2018年1月〜2026年3月)の文教町の取引は、次のとおりです。坪単価は取引当時の価格です。

三島市文教町の土地の取引価格(取引当時)
価格 坪単価 面積 形状 道路の幅・方位 取引時期
2,500万円 23.5万円 350㎡ 袋地等 6.0m・東 2025年1〜3月
3,000万円 59.5万円 165㎡ 台形 6.0m・南 2024年10〜12月
2,400万円 59.5万円 135㎡ 台形 9.3m・東 2019年10〜12月
1,600万円 56.2万円 95㎡ ほぼ長方形 6.0m・東 2019年7〜9月
3,300万円 76.0万円 145㎡ ほぼ長方形 4.0m・東 2019年4〜6月
2,500万円 52.9万円 155㎡ ほぼ長方形 4.0m・西 2019年4〜6月
630万円 21.8万円 95㎡ ほぼ長方形 4.0m・東 2019年1〜3月
2,600万円 52.9万円 165㎡ 不整形 14.0m・東 2019年1〜3月
2,100万円 69.4万円 100㎡ ほぼ長方形 3.0m・北 2019年1〜3月
500万円 21.8万円 75㎡ ほぼ長方形 4.0m・東 2019年1〜3月
1,800万円 39.7万円 150㎡ ほぼ長方形 4.0m・東 2018年1〜3月

形状・面積・道路の条件ごとの傾向は、件数を増やすため、2015年以降の取引18件(特殊な取引を除く。2015年1〜3月から2025年1〜3月まで)で見ていきます。価格は取引当時のもので、2026年の水準には直していません。取引の時期や場所の違いも含まれ、件数の少ない区分は1件の取引で平均が大きく動くため、幅をもってご覧ください。

土地の形状に対する土地価格相場の傾向

一般に、正方形や長方形の土地は建物を配置しやすく、売れやすいとされています。台形や不整形の土地は、建物の配置に工夫が要ることがあり、整形の土地より価格が低くなりやすいといわれます。

文教町の形状別の平均坪単価(2015年以降・18件)
形状 件数 平均坪単価(取引当時)
長方形(ほぼ長方形・ほぼ整形を含む) 11件 約47.5万円
台形(ほぼ台形を含む) 2件 約59.5万円
不整形(袋地等を含む) 5件 約46.9万円

文教町では、件数が3件以上の区分で比べると、形状による平均坪単価の大きな差は見られませんでした(約46.9〜47.5万円)。

面積に対する取引価格の傾向

土地は広すぎても狭すぎても、買える人が限られることがあります。町で取引の多い面積・価格帯を知っておくと、売却を考えるときに役立ちます。

文教町の2015年以降の取引18件(2015年1〜3月から2025年1〜3月まで)を、面積と価格で分けた件数は次のとおりです。

文教町の土地面積に対する取引価格の傾向(2015年以降・18件)
面積\価格 1,000万円未満 1,000〜1,500万円 1,500〜2,000万円 2,000〜2,500万円 2,500〜3,000万円 3,000〜4,000万円 4,000〜5,000万円 5,000〜6,000万円 6,000〜7,000万円 7,000万円以上
450㎡以上 1
400〜450㎡
350〜400㎡ 1
300〜350㎡
250〜300㎡
200〜250㎡ 1
150〜200㎡ 2 1 3 1
100〜150㎡ 1 2 1
50〜100㎡ 3 1

最も多いのは、面積150〜200㎡・価格2,500〜3,000万円と面積50〜100㎡・価格1,000万円未満の取引で、それぞれ3件でした(件数が少ないため参考)。面積だけで見ると、150〜200㎡の取引が最も多く、18件中7件でした。

MEMO

この表は、縦を土地の面積、横を取引価格(取引当時の総額)とし、1件の取引を「1」として数えています。面積・価格の区分は「以上〜未満」です。

道路幅に対する土地価格相場の傾向

一般に、面している道路の幅が広いほど、日当たりや風通し、車の出し入れの面で有利になり、売れやすいとされています。

文教町の道路幅別の平均坪単価(2015年以降・18件)
道路幅 件数 平均坪単価(取引当時)
4m未満 1件 約69.4万円
4〜6m 8件 約42.6万円
6〜8m 6件 約45.7万円
8m以上 3件 約63.9万円

文教町では、件数が3件以上の区分で比べると、道路幅が広いほど平均坪単価が高い結果で、一般的な傾向と同じ向きです(件数が少ない区分があるため参考)。

道路方位に対する土地価格相場の傾向

一般に、南側の道路に面した土地は、日当たりの良さから売れやすいとされています。

文教町の道路の方位別の平均坪単価(2015年以降・18件)
道路の方位 件数 平均坪単価(取引当時)
南側 1件 約59.5万円
南西側 1件 約56.2万円
東側 11件 約45.2万円
西側 1件 約52.9万円
北側 4件 約52.8万円

文教町では、件数が3件以上の方位で比べると、北側(4件・約52.8万円)のほうが、東側(11件・約45.2万円)より平均坪単価が高い結果でした。南側の道路に面した取引は1件と少なく、一般的な傾向(南側が高い)と比べられるほどの件数はありません。

査定額を見るときは、ご自身の土地の条件に照らして、こうした傾向も参考にしてください。

文教町の立地と学区

文教町の最寄駅は三島駅で、町の中心付近から直線で約800mです。町内の場所によって、三島駅まで直線で約100m〜約1.3kmです。いずれも直線距離のため、実際の道のりはこれより長くなります。

文教町の学区は、小学校が三島市立北小学校、中学校が三島市立北中学校です。通学区域は変わることがあるため、最新の情報は三島市の通学区域(小学校・中学校)のページでご確認ください。

出典

駅までの距離は、国土交通省「国土数値情報(鉄道データ)」(令和7年度版)の駅の位置と、国勢調査(2020年)の町の範囲のなかで建物が集まる中心付近から、当社が計算した直線距離です。学区は、三島市の「小学校の通学区域」「中学校の通学区域」(2026年2月5日更新)で確認しました。

文教町の今後の見通し

土地の価格は、地価の動きや人口、災害リスクなどの影響を受けます。

たかの

次の3つの公表データから、文教町の今後の見通しを考えていきます。
  1. 公示地価の推移
  2. 人口の推移
  3. 災害リスク

三島市全体については、人口の減少などを理由に、2030年までに地価が下がると予想する見方もあります(下の記事で解説しています)。ここ数年の三島市全体の取引価格は上向いており、町によっても当てはまり方は違うため、長い目で見た市全体の見方の一つとして参考にしてください。

公示地価の推移

文教町には、国の地価公示の標準地「三島5-2」(文教町1丁目2739番1、商業地)があります。公示地価は、国土交通省が毎年1月1日時点の価格として公表している土地の価格です。公表資料では、この地点は三島駅から道路距離で150mと記載されています。この地点の価格は2009年からのため、2009年以降の価格で比べています。

公示地価は町内の1地点の価格で、実際の取引から出した相場とは、対象の土地も時点も違うため、金額は一致するものではありません。この節では、金額よりも価格の動きを見る手がかりとしてご覧ください。この地点は商業地のため、住宅地とは価格の水準や動きが違うことがあります。

2026年の公示地価は1㎡あたり279,000円(坪単価約92.2万円)です。直近5年(2021年→2026年)では9.4%の上昇で、同じ期間の三島市の公示地価の平均(5.2%の上昇)と比べると、市平均とほぼ同じ動きです(差は5ポイント未満)。平均に入る地点は2021年21地点、2026年20地点で、両方の年に調査された20地点だけで計算すると、市平均は4.0%の上昇です(平均に入る地点の顔ぶれによって、市平均の動きは変わります)。

2009年(約79.3万円/坪)からの長い期間では、文教町の地点は16.3%上がっています。同じ期間の三島市の公示地価の平均は、約43.2万円/坪から約42.6万円/坪へ1.5%下落しており、文教町の地点は市平均を上回る動きです。なお、両方の年に調査された14地点だけで計算すると、市平均は7.4%の上昇です。

公示地価の推移(標準地 三島5-2)
年 1㎡あたり 坪単価 三島市平均(坪単価)
2009年 240,000円 79.3万円 43.2万円(20地点)
2010年 239,000円 79.0万円 42.4万円(19地点)
2011年 238,000円 78.7万円 42.4万円(19地点)
2012年 238,000円 78.7万円 42.3万円(19地点)
2013年 238,000円 78.7万円 40.1万円(21地点)
2014年 239,000円 79.0万円 41.7万円(18地点)
2015年 240,000円 79.3万円 41.3万円(18地点)
2016年 243,000円 80.3万円 40.1万円(21地点)
2017年 247,000円 81.7万円 40.2万円(21地点)
2018年 250,000円 82.6万円 40.3万円(21地点)
2019年 252,000円 83.3万円 40.4万円(21地点)
2020年 254,000円 84.0万円 40.6万円(21地点)
2021年 255,000円 84.3万円 40.5万円(21地点)
2022年 257,000円 85.0万円 40.5万円(21地点)
2023年 260,000円 86.0万円 40.6万円(21地点)
2024年 265,000円 87.6万円 40.9万円(21地点)
2025年 271,000円 89.6万円 41.4万円(20地点)
2026年 279,000円 92.2万円 42.6万円(20地点)

ほかの町の地価や人口の推移は、当社独自の三島市 地価・売却マップでもご確認いただけます。

出典

公示地価は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」のAPI(地価公示・都道府県地価調査)から取得しました(2026年10月取得)。坪単価は、1㎡あたりの価格に400/121を掛けて換算した値です。三島市平均は、同じ種類(公示地価)の市内の地点のうち、住宅地・商業地・工業地の地点の価格の単純平均です。地点の数や顔ぶれは年によって変わります(2009年20地点、2026年20地点)。

人口の推移

文教町の人口は、2026年1月31日時点で2,469人です。2007年1月31日の2,759人と比べると、10.5%減っています。同じ期間に三島市全体は9.2%減っており、文教町の減り方は市全体とほぼ同じです。

直近5年(2021年→2026年)では、文教町は6.9%の減少、三島市全体は4.9%の減少です。

2007年からの人口の増減
地域 2007年1月31日 2026年1月31日 増減率
三島市 114,192人 103,653人 −9.2%
文教町 2,759人 2,469人 −10.5%

なお、2026年9月30日時点の文教町の人口は2,421人です(三島市全体は103,143人)。

出典

人口は、三島市の人口統計(町名別人口と世帯数。住民基本台帳・外国人を含む・各年1月31日)をもとに作成しています。2026年9月30日の値も同じ資料によります。

文教町の災害リスク

国と静岡県が公表している洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域を、国勢調査の文教町の範囲と重ねて確認しました。

洪水浸水想定区域(想定最大規模の降雨が前提)によると、大場川が氾濫した場合、文教町では町の約3割が浸水すると想定されています。浸水深は0.5m未満と0.5〜3mが中心で、大場川の川沿いのごく一部では5mを超える想定もあります。

町の一部には、静岡県が管理する中小河川の浸水想定もかかっています。なお、三島市の洪水ハザードマップ(令和元年作成)は狩野川・大場川・来光川を対象としており、静岡県が令和7年(2025年)3月に指定した中小河川の浸水想定は含まれていません。中小河川の想定は、国土交通省の重ねるハザードマップで確認できます(静岡県も中小河川の洪水浸水想定区域を公表しています)。

浸水想定区域に入る土地は、購入を検討する方が慎重に確認することが多いため、売却時の価格の話し合いに影響することがあります。影響の大きさは、土地ごとの想定の深さや位置によって異なります。

土砂災害については、文教町のごく一部の斜面地に急傾斜地の崩壊の土砂災害警戒区域が指定されています(土砂災害特別警戒区域は町内にはありません)。

また、文教町の一部には、急傾斜地崩壊危険区域(急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律による区域)も指定されています。区域内では、一定の行為について法令上の制限が設けられています(具体的な内容は静岡県・三島市にご確認ください)。

洪水浸水想定区域は、想定し得る最大規模の大雨で川が氾濫した場合の想定で、必ずそうなるというものではありません。同じ町内でも、土地の高さや川からの距離によって想定は変わります。また、下水道や水路から水があふれる内水氾濫は、この想定には含まれていません。

下のボタンで地図を開き、画面の上の欄に住所や地番を入れると、土地ごとの想定を確認できます。

出典

洪水浸水想定区域(想定最大規模)は国土交通省・静岡県の公表データ(国土交通省 ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」)、土砂災害警戒区域・特別警戒区域は国土数値情報(国土交通省 不動産情報ライブラリ経由)を使い、国勢調査(2020年)の町の範囲と重ねて当社が集計しました(2026年10月時点)。割合はおおよその値です。公式のハザードマップは、三島市洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ(三島市)・静岡県の中小河川の洪水浸水想定区域図(三島市)・静岡県 県内の洪水浸水想定区域図(東部。大場川など)でご確認いただけます。

三島市全体と比較した今後の見通し

これまで見てきたデータから、分かったことは次のとおりです。

  • 公示地価(標準地 三島5-2・商業地)は、2021年から2026年の5年間で9.4%上昇(同じ期間の三島市の公示地価の平均は5.2%上昇)で、市平均とほぼ同じ動き
  • 三島市全体の土地の取引価格(3年間の中央値)は、2020〜2022年の29.4万円/坪から2023〜2025年の32.4万円/坪に上昇(文教町は、特殊な取引を除くと2020〜2022年の取引がなく、比べられない)
  • 人口は2007年から10.5%減少(三島市全体は9.2%減少)で、減り方は市全体とほぼ同じ
  • 直近5年(2021年→2026年)の人口は6.9%の減少(三島市全体は4.9%の減少)
  • 大場川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の約3割にかかる(0.5m未満と0.5〜3mが中心、川沿いのごく一部で5mを超える)
  • 斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)がある(特別警戒区域はない)
  • 急傾斜地崩壊危険区域も一部にある

町内の商業地の地価は直近5年で上がっています。ただ、人口の減り方は2007年からでは三島市全体とほぼ同じであるものの、直近5年(2021年→2026年)は6.9%減と市全体(4.9%減)より大きく、長い期間と直近とで動きが分かれているため、上昇が今後も続くかどうかは、はっきりしません。

また、町の約3割に洪水浸水想定区域がかかっています。土砂災害警戒区域に当たる土地は、個別の確認が必要です。

なお、これは公表されている統計から見た文教町全体の傾向です。個別の土地の価格は、形や広さ、道路の条件などによって変わるため、売却を考える際は、文教町の特徴を理解した不動産会社に相談しましょう。

まとめ

  • 土地価格相場(目安)は坪単価約62.6万円(取引当時の中央値は約52.9万円。2018年1月〜2026年3月の取引11件)
  • 2015年以降の取引で最も多い面積は150〜200㎡(18件中7件)
  • 今後の見通し:商業地の地価は上昇していますが、人口は直近5年の減り方が市全体より大きく、長い期間と直近とで動きが分かれており、上昇が続くかどうかは、はっきりしません(町の約3割に洪水浸水想定区域)

この相場データの活用方法

相場だけでは個別の土地の売却価格は分かりませんが、不動産会社の査定額を比べる手がかりになります。次のように活用してください。

  1. 複数の不動産会社に査定を依頼する
  2. 提示された査定額(総額)を土地の坪数(㎡×0.3025)で割って坪単価に直し、坪単価約62.6万円(2026年の水準に直した目安)の相場と比べる
  3. 相場より高い査定額には「なぜ高いのか」、低い査定額には「なぜ低いのか」の根拠を確認する
  4. 文教町の特徴(土地の形や広さ、道路の条件など)をふまえて査定しているかを確かめる

根拠の説明がないまま高い査定額が示された場合、売り出した後に値下げが必要になることもあります。査定額の根拠をきちんと説明できる不動産会社を選ぶことが大切です。

メールで問合せ