この記事の要点(30秒でわかる)
  • 土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約40.0万円(取引当時の中央値は約36.4万円。2021年1月〜2026年3月の取引11件のうち、計算に使った10件)。計算に使った10件には、坪単価が特に低い取引が1件含まれます。
  • 町内の公示地価(標準地 三島-14・住宅地の1地点)は2026年に約40.0万円/坪で、2021年からの5年間で5.2%上昇。1地点の価格のため、相場とは金額が一致するものではありません。
  • 人口は2,305人(2026年1月31日)で、2007年から11.5%減。三島市全体(9.2%減)より減り方が大きい結果です。直近5年(2021年→2026年)は3.1%減で、三島市全体(4.9%減)より減り方がやや小さい結果です。
  • 大場川や沢地川などの洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の約4割にかかります(0.5m未満と0.5〜3mが中心、川沿いのごく一部で5mを超える)。斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)があり、その一部は特別警戒区域です。

三島市壱町田の土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約40.0万円(1㎡あたり約12.1万円)です。

三島市壱町田(いっちょうだ)は、三島駅の北東、北上地区にある町で、文教町・沢地・東壱町田などと接しています。江戸時代の壱町田村の区域の一部にあたり、壱町田村は大場川と支流の沢地川が合流する地点に位置していました。もとは沢地村に属していましたが、江戸時代の初めに三嶋明神(三嶋大社)の領地となり、壱町田村と呼ばれるようになったと考えられています。

アイさん

うちの土地、いくらくらいで売れるんじゃろう?壱町田の相場が知りたいのう。

たかの

壱町田の土地の相場は、坪単価約40.0万円が目安です。実際に売れる価格は、土地の形や広さ、道路の条件などで変わります。取引の特徴や今後の見通しも、公表データをもとに解説しますね。

壱町田の土地価格相場

2026年の水準に直した目安は坪単価約40.0万円(1㎡あたり約12.1万円)で、取引当時の中央値は坪単価約36.4万円です。

「2026年の水準に直した目安」は、各取引の坪単価を、三島市全体の土地の取引価格の動き(年約2.5%の上昇)に合わせて2026年1〜3月の水準に引き直してから出した中央値です。取引の時期が古いほど、取引当時の価格との差は大きくなります。査定額と比べるときは、この目安の数字をお使いください。

対象は、2021年1月〜2026年3月の公表データにある壱町田の土地の取引11件のうち、相場の計算に使った10件です(取引の時期は2021年1〜3月から2025年10〜12月まで)。2021年1月以降の取引が5件以上あるため、この期間の取引で計算しています。除いた1件は、その他の事情がある取引(2024年7〜9月)です。

相場の計算に使った10件には、坪単価が約9.9万円と特に低い取引が1件含まれます(町の2015年以降の取引の中央値の3分の1未満。公表データに特殊な事情の記載はないため、そのまま計算に含めています)。一般的な広さ(100〜300㎡)の取引は8件(145〜290㎡)で、坪単価は取引当時で約18.5〜49.6万円です。土地の広さによって坪単価は変わることがあるため、査定額と比べるときは、下の「取引事例から見える壱町田の特徴」にある取引一覧で広さの近い取引もあわせて確かめてください。

壱町田の土地価格相場

・土地価格相場(2026年の水準に直した目安) 約40.0万円/坪(約12.1万円/㎡)

・取引当時の中央値 約36.4万円/坪

・取引の半数が集まる範囲(2026年の水準) 約34.2〜49.8万円/坪

・計算に使った取引 2021年1月〜2026年3月の10件

グラフは、壱町田・三島市・静岡県の土地の取引価格(坪単価)を、その年までの3年間の取引の中央値で表したものです(3年移動中央値)。取引当時の価格で、2026年の水準への換算はしていないため、上の相場の数字とは値が一致するものではありません。たとえば2025年の値は、2023〜2025年の取引の中央値です。

三島市全体では、2020〜2022年の29.4万円/坪から、2023〜2025年は32.4万円/坪になっています(約10%の上昇。件数は232件・212件)。一方、壱町田の取引は、特殊な取引を除くと3年間で3〜10件で、件数の少ない年もあるため、上昇・下落の傾向として読み取るには足りません。

データについて

この記事の相場は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引価格情報(宅地(土地))のうち、2026年10月時点で公表されているデータ(取引は2026年1〜3月分まで)をもとに当社が集計しました。取引価格情報は、国土交通省が不動産の取引の当事者に行ったアンケート調査の回答に基づく価格で、成約したすべての取引の価格ではありません。

相場は、町内の取引の坪単価の中央値です。2021年1月〜2026年3月に相場の計算に使える取引が5件以上ある町はその期間、少ない町は2018年1月からの取引を使っています。取引の時期による価格の違いをそろえるため、三島市全体の取引価格(坪単価の中央値)の2018年4月〜2026年3月の動きから求めた年約2.5%の変化率で、各取引の坪単価を2026年1〜3月の水準に直してから中央値を出しています(本文では「2026年の水準に直した目安」と書いています)。取引当時の価格の中央値も併記しています。囲みの「取引の半数が集まる範囲」は、2026年の水準に直した坪単価の安い方と高い方から4分の1ずつを除いた範囲です。

関係者間の取引、隣地の購入、調停・競売、道路に接していない土地の取引、瑕疵がある可能性のある取引など、特殊な事情のある取引と、坪単価が1万円未満の取引は、相場の計算から除いています(壱町田では1件)。この記事では、これらをあわせて「特殊な取引」と書いています。取引価格情報は四半期ごとに追加・更新されるため、直近の期間の件数は今後増えることがあります。

このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません。

取引事例から見える壱町田の特徴

土地の価格は、同じ町の中でも、形や広さ、面している道路の条件によって変わります。不動産会社によって査定額に差が出ることもあるため、町の取引の特徴を知っておくと、提示された価格の根拠を確かめる手がかりになります。

不動産業界では、土地の売却のしやすさ(需要の大きさ)に影響する条件として、主に次の5つが挙げられます。

  1. 駅までの距離
  2. 土地の形状
  3. 土地の大きさ
  4. 面する道路の幅
  5. 面する道路の方位

これらの条件が売却価格にどう影響するかは、こちらのページで解説しています。

たかの

ここからは、壱町田の実際の取引から読み取れる特徴を見ていきます。駅までの距離は、後の「壱町田の立地と学区」で紹介しますね。

相場の計算に使った期間(2021年1月〜2026年3月)の壱町田の取引は、次のとおりです。坪単価は取引当時の価格です。「相場の計算から除外」とある取引は、特殊な事情のある取引や坪単価が1万円未満の取引のため、相場の計算に使っていません(理由は取引時期の欄に記載)。

三島市壱町田の土地の取引価格(取引当時)
価格 坪単価 面積 形状 道路の幅・方位 取引時期
2,400万円 46.3万円 175㎡ ほぼ正方形 4.0m・東 2025年10〜12月
2,400万円 9.9万円 810㎡ ほぼ整形 4.0m・西 2025年1〜3月
2,200万円 49.6万円 145㎡ ほぼ整形 6.0m・南西 2025年1〜3月
1,400万円 31.1万円 145㎡ 不整形 5.0m・南西 2024年7〜9月
(相場の計算から除外:その他の事情あり)
2,500万円 49.6万円 170㎡ ほぼ長方形 4.0m・南西 2022年10〜12月
2,300万円 39.7万円 200㎡ 長方形 6.0m・東 2022年7〜9月
1,700万円 30.7万円 185㎡ 不整形 5.0m・南 2022年4〜6月
5,000万円 49.6万円 340㎡ ほぼ長方形 4.0m・南西 2022年1〜3月
3,000万円 33.1万円 290㎡ ほぼ長方形 4.0m・南西 2021年10〜12月
2,000万円 32.1万円 200㎡ 不整形 6.0m・西 2021年10〜12月
1,400万円 18.5万円 240㎡ 不整形 5.0m・南 2021年1〜3月

形状・面積・道路の条件ごとの傾向は、件数を増やすため、2015年以降の取引25件(特殊な取引を除く。2015年1〜3月から2025年10〜12月まで)で見ていきます。価格はいずれも取引当時の価格で、2026年の水準への換算はしていません。取引の時期や場所の違いも含まれます。件数の少ない区分や、坪単価が特に低い取引(町の2015年以降の取引の中央値の3分の1未満。この期間に2件:約10.9万円・約9.9万円)を含む区分は、平均が大きく動くため、比べるときは幅をもってご覧ください。形状・道路幅・方位の比較では各区分の中央値でも比べ、平均と違う結果になる場合は、その小見出しで中央値を示しています。

土地の形状に対する土地価格相場の傾向

不動産業界では、正方形や長方形の土地は建物を配置しやすく、売却しやすいとされています。台形や不整形の土地は、建物の配置に工夫が必要になることがあり、整形の土地より価格が低くなりやすいといわれます。

壱町田の形状別の平均坪単価(2015年以降・25件)
形状 件数 平均坪単価(取引当時)
正方形(ほぼ正方形を含む) 1件 約46.3万円
長方形(ほぼ長方形・ほぼ整形を含む) 12件 約38.3万円
台形(ほぼ台形を含む) 4件 約39.7万円
不整形(袋地等を含む) 8件 約26.0万円

壱町田では、件数が3件以上の区分で比べると、長方形・台形の土地はいずれも約38.3〜39.7万円でほぼ同じで、不整形の土地(8件)は約26.0万円と低い結果でした。形状による一定の傾向は見られませんでした(件数が少ない区分があるため参考)。

面積に対する取引価格の傾向

土地は広すぎても狭すぎても、買える人が限られることがあります。そのため、町で取引の多い面積・価格帯を知っておくと、売却を考えるときに役立ちます。

壱町田の2015年以降の取引25件(2015年1〜3月から2025年10〜12月まで)を、面積と価格で分けると次のとおりです。1件の取引を「1」として数えています。

壱町田の土地面積に対する取引価格の傾向(2015年以降・25件)
面積\価格 1,000万円未満 1,000〜1,500万円 1,500〜2,000万円 2,000〜2,500万円 2,500〜3,000万円 3,000〜4,000万円 4,000〜5,000万円 5,000〜6,000万円
450㎡以上 1 1
400〜450㎡ 1
350〜400㎡ 1
300〜350㎡ 1
250〜300㎡ 1
200〜250㎡ 1 1 1 4
150〜200㎡ 3 3 1
100〜150㎡ 1 2 1
50〜100㎡ 1

最も多いのは、面積200〜250㎡・価格2,000〜2,500万円の取引で、4件でした。なお、取引の件数は、売りに出た土地の数にも左右されます。面積だけで見ると、150〜250㎡の取引が25件中14件を占めています。

MEMO

この表は、縦を土地の面積、横を取引価格(取引当時の総額)とし、1件の取引を「1」として数えています。面積・価格の区分は「以上〜未満」です。

道路幅に対する土地価格相場の傾向

不動産業界では、面している道路の幅が広いほど、日当たりや風通し、車の出し入れの面で有利になり、売却しやすいとされています。

壱町田の道路幅別の平均坪単価(2015年以降・25件)
道路幅 件数 平均坪単価(取引当時)
4m未満 1件 約39.7万円
4〜6m 15件 約35.3万円
6〜8m 8件 約32.9万円
8m以上 1件 約39.7万円

壱町田では、件数が3件以上の区分で比べると、道路幅ごとの平均坪単価の差は1割未満(約32.9〜35.3万円)と小さく、道路幅による傾向ははっきりしません。なお、道路幅4〜6m・6〜8mの区分には坪単価の特に低い取引が含まれるため、各区分の中央値でも比べると、道路幅4〜6m 約36.4万円・6〜8m 約38.0万円で、大きな差はありません。

道路方位に対する土地価格相場の傾向

不動産業界では、南側の道路に面した土地が、日当たりの良さから売却しやすいとされています。

壱町田の道路の方位別の平均坪単価(2015年以降・25件)
道路の方位 件数 平均坪単価(取引当時)
南側 5件 約31.3万円
南東側 2件 約38.0万円
南西側 5件 約45.0万円
東側 5件 約34.7万円
西側 3件 約26.1万円
北東側 3件 約30.1万円
北側 2件 約36.4万円

壱町田では、西側・北東側の区分に坪単価の特に低い取引が含まれるため、件数が3件以上の区分を平均と中央値の両方で比べました。南西側(5件)は、平均(約45.0万円)でも中央値(約49.6万円)でも最も高い結果でした。ほかの区分は、平均では南側 約31.3万円・東側 約34.7万円・西側 約26.1万円・北東側 約30.1万円、中央値では南側 約30.7万円・東側 約36.4万円・西側 約32.1万円・北東側 約39.7万円です。方位による一定の傾向ははっきりしません(件数が少ない区分があるため参考)。

ご自身の土地の形や広さ、面している道路の条件を確かめたうえで、査定額を見るときは、こうした傾向も参考にしてください。

壱町田の立地と学区

壱町田の最寄駅は三島駅で、町の中心付近から直線で約1.1kmです。町内の場所によって、三島駅まで直線で約900m〜約1.6kmです。いずれも直線距離のため、実際の道のりはこれより長くなります。

壱町田の学区は、小学校が三島市立北小学校、中学校が三島市立北中学校です。通学区域は変わることがあるため、最新の情報は三島市の通学区域(小学校・中学校)のページでご確認ください。

出典

駅までの距離は、国土交通省「国土数値情報(鉄道データ)」(令和7年度版)の駅の位置と、国勢調査(2020年)の町の範囲のなかで建物が集まる中心付近から、当社が計算した直線距離です。学区は、三島市の「小学校の通学区域」「中学校の通学区域」(2026年2月5日更新)で確認しました。

地元の不動産会社から見た壱町田

壱町田を通る都市計画道路「谷田幸原線」は、トンネルを含む若松町交差点から壱町田北交差点までの区間(約714m)が、2010年(平成22年)4月1日に通れるようになりました。この先の徳倉方面の区間も、整備が続いています。

カワセミの絵が描かれたトンネルの入口

沿道に住宅や駐車場が並ぶ、まっすぐ延びる道路を高い位置から見た街並み

当社では、この道路が通ってから、沿道にスーパーマーケットやドラッグストアなどの店ができ、日々の買い物がしやすくなったと見ています。

道路から一歩入ると、低層の住宅が建ち並ぶ所が多く、当社では、落ち着いた住環境を求めて壱町田で土地を探される方が多いと見ています。

道路幅4.0mと表示した住宅地の前面道路

出典

谷田幸原線の区間と供用開始の日付は、三島市「(都)谷田幸原線建設事業」(2026年6月15日更新)で確認しました。

お客様の声

「ネットにのせる物件の紹介の為の自宅の写真をドローンで撮って下さり、私たち家族が今まで見た事がない家の姿を見る事ができ、感激し、私たち家族の思い出を大切にして下さっていると感じました。その思いが伝わり、思っていた以上にはやく、御購入して下さる方とめぐり会う事ができました。」

― 自宅を売却されたお客様(Googleクチコミより)

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壱町田の今後の見通し

土地の価格は、地価の動きや人口、災害リスクなどの影響を受けます。ここでは、公表されているデータから壱町田の傾向を確認します。

たかの

次の3つの公表データから、壱町田の今後の見通しを考えていきます。
  1. 公示地価の推移
  2. 人口の推移
  3. 災害リスク

三島市全体については、人口の減少などを理由に、2030年までに地価が下がると予想する見方もあります(下の記事で解説しています)。ここ数年の三島市全体の取引価格は上向いており、町によっても当てはまり方は違うため、長い目で見た市全体の見方の一つとして参考にしてください。

公示地価の推移

壱町田には、国の地価公示の標準地「三島-14」(壱町田82番12、住宅地)があります。公示地価は、国土交通省が毎年1月1日時点の価格として公表している土地の価格です。公表資料では、この地点は三島駅から道路距離で1,300mと記載されています。

公示地価は町内の1地点の価格で、実際の取引から出した相場とは、対象の土地も時点も違うため、金額は一致するものではありません。この節では、金額よりも価格の動きを見る手がかりとしてご覧ください。

2026年の公示地価は1㎡あたり121,000円(坪単価約40.0万円)です。直近5年(2021年→2026年)では5.2%の上昇で、同じ期間の三島市の公示地価の平均(5.2%の上昇)と比べると、市平均とほぼ同じ動きです(差は5ポイント未満)。平均に入る地点は2021年21地点、2026年20地点です。

1995年(約45.3万円/坪)からの長い期間では、壱町田の地点は11.7%下がっています。同じ期間の三島市の公示地価の平均は、約88.7万円/坪から約42.6万円/坪へ52.0%下落しており、壱町田の地点は市平均より下落が小さい結果です。

公示地価の推移(標準地 三島-14)
年 1㎡あたり 坪単価 三島市平均(坪単価)
1995年 137,000円 45.3万円 88.7万円(21地点)
1996年 136,000円 45.0万円 79.3万円(21地点)
1997年 136,000円 45.0万円 72.8万円(22地点)
1998年 136,000円 45.0万円 67.6万円(22地点)
1999年 135,000円 44.6万円 62.3万円(22地点)
2000年 133,000円 44.0万円 58.0万円(22地点)
2001年 131,000円 43.3万円 55.0万円(22地点)
2002年 129,000円 42.6万円 51.9万円(22地点)
2003年 124,000円 41.0万円 48.9万円(22地点)
2004年 117,000円 38.7万円 45.7万円(22地点)
2005年 111,000円 36.7万円 43.4万円(21地点)
2006年 107,000円 35.4万円 41.6万円(21地点)
2007年 106,000円 35.0万円 41.4万円(20地点)
2008年 106,000円 35.0万円 41.9万円(20地点)
2009年 106,000円 35.0万円 43.2万円(20地点)
2010年 106,000円 35.0万円 42.4万円(19地点)
2011年 106,000円 35.0万円 42.4万円(19地点)
2012年 106,000円 35.0万円 42.3万円(19地点)
2013年 107,000円 35.4万円 40.1万円(21地点)
2016年 110,000円 36.4万円 40.1万円(21地点)
2017年 111,000円 36.7万円 40.2万円(21地点)
2018年 112,000円 37.0万円 40.3万円(21地点)
2019年 113,000円 37.4万円 40.4万円(21地点)
2020年 115,000円 38.0万円 40.6万円(21地点)
2021年 115,000円 38.0万円 40.5万円(21地点)
2022年 115,000円 38.0万円 40.5万円(21地点)
2023年 116,000円 38.3万円 40.6万円(21地点)
2024年 117,000円 38.7万円 40.9万円(21地点)
2026年 121,000円 40.0万円 42.6万円(20地点)

グラフは、壱町田の標準地「三島-14」と三島市平均の公示地価を、1995〜2026年の坪単価で表したものです(数字は、上の「公示地価の推移」の表と同じです)。この地点は、2013年までは標準地「三島-11」の番号でした。2014・2015年は調査がないため、表とグラフにはありません。2025年は調査が休止されたため、表とグラフにはありません。

ほかの町の地価や人口の推移は、当社独自の三島市 地価・売却マップでもご確認いただけます。

出典

公示地価は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」のAPI(地価公示・都道府県地価調査)から取得しました(2026年10月取得)。坪単価は、1㎡あたりの価格に400/121を掛けて換算した値です。三島市平均は、同じ種類(公示地価)の市内の地点のうち、住宅地・商業地・工業地の地点の価格の単純平均です。地点の数や顔ぶれは年によって変わります(1995年21地点、2026年20地点)。

人口の推移

壱町田の人口は、2026年1月31日時点で2,305人です。2007年1月31日の2,605人と比べると、11.5%減っています。同じ期間に三島市全体は9.2%減っており、壱町田の減り方は市全体より大きい結果です。

直近5年(2021年→2026年)では、壱町田は3.1%の減少、三島市全体は4.9%の減少です。

2007年からの人口の増減
地域 2007年1月31日 2026年1月31日 増減率
三島市 114,192人 103,653人 −9.2%
壱町田 2,605人 2,305人 −11.5%

なお、2026年9月30日時点の壱町田の人口は2,294人です(三島市全体は103,143人)。

出典

人口は、三島市の人口統計(町名別人口と世帯数。住民基本台帳・外国人を含む・各年1月31日)をもとに作成しています。2026年9月30日の値も同じ資料によります。

壱町田の災害リスク

壱町田の災害リスクを、国と静岡県が公表している洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域と壱町田の範囲(国勢調査の町の範囲)を重ねて確認しました。

洪水浸水想定区域(想定最大規模の降雨が前提)によると、大場川や沢地川などが氾濫した場合、壱町田では町の約4割が浸水すると想定されています。浸水深は0.5m未満と0.5〜3mが中心で、一部では3〜5m、大場川の川沿いのごく一部では5mを超える想定もあります。

なお、三島市の洪水ハザードマップ(令和元年作成)は狩野川・大場川・来光川を対象としており、静岡県が令和7年(2025年)3月に指定した沢地川などの中小河川の浸水想定は含まれていません。中小河川の想定は、国土交通省の重ねるハザードマップで確認できます(静岡県の図面は2026年10月時点で更新中です)。

浸水想定区域に入る土地は、購入を検討する方が慎重に確認することが多いため、売却時の価格の話し合いに影響することがあります。影響の大きさは、土地ごとの想定の深さや位置によって異なります。

土砂災害については、壱町田の一部の斜面地に急傾斜地の崩壊の土砂災害警戒区域が指定されており、その一部は土砂災害特別警戒区域です。土砂災害特別警戒区域では、建築物の構造や一定の開発行為について法令上の制限が設けられています(具体的な内容は静岡県・三島市にご確認ください)。

洪水浸水想定区域は、想定し得る最大規模の大雨で川が氾濫した場合の想定で、必ずそうなるというものではありません。同じ町内でも、土地の高さや川からの距離によって想定は変わります。また、下水道や水路から水があふれる内水氾濫は、この想定には含まれていません。

壱町田の浸水や土砂災害のリスクは、当社独自の三島市 ハザードマップで住所ごとにご確認いただけます。マップを開くと、ここで紹介した国と静岡県の洪水浸水想定区域(想定最大規模)と土砂災害警戒区域が、地図に重なって表示されます。また、このマップでは、0.5m間隔の標高データによる内水も含めた浸水の目安(当社の独自解析)も表示できます。排水施設や地面への浸透を考慮していない参考情報としてご覧ください。

出典

洪水浸水想定区域(想定最大規模)は国土交通省・静岡県の公表データ(国土交通省 ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」)、土砂災害警戒区域・特別警戒区域は国土数値情報(国土交通省 不動産情報ライブラリ経由)を使い、国勢調査(2020年)の町の範囲と重ねて当社が集計しました(2026年10月時点)。割合はおおよその値です。公式のハザードマップは、三島市洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ(三島市)・静岡県の中小河川の洪水浸水想定区域図(三島市)・静岡県 県内の洪水浸水想定区域図(東部。大場川など)でご確認いただけます(静岡県の中小河川の図面は2026年10月時点で更新中です)。

三島市全体と比較した今後の見通し

これまで見てきたデータから、分かったことは次のとおりです。

  • 公示地価(標準地 三島-14・住宅地)は、2021年から2026年の5年間で5.2%上昇(同じ期間の三島市の公示地価の平均は5.2%上昇)で、市平均とほぼ同じ動き
  • 三島市全体の土地の取引価格(3年間の中央値)は、2020〜2022年の29.4万円/坪から2023〜2025年の32.4万円/坪に上昇(壱町田の取引は、特殊な取引を除くと同じ3年間でそれぞれ10件・3件のため、傾向として読み取るには件数が足りない)
  • 人口は2007年から11.5%減少(三島市全体は9.2%減少)で、市全体より減り方が大きい
  • 直近5年(2021年→2026年)の人口は3.1%の減少(三島市全体は4.9%の減少)
  • 大場川や沢地川などの洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の約4割にかかる(0.5m未満と0.5〜3mが中心、川沿いのごく一部で5mを超える)
  • 斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)があり、その一部は特別警戒区域

地価は直近5年で上がっています。ただ、人口の減り方は2007年からでは三島市全体より大きいものの、直近5年(2021年→2026年)は3.1%減と市全体(4.9%減)より減り方がやや小さく、長い期間と直近とで動きが分かれているため、上昇が今後も続くかどうかは、はっきりしません。

また、町の約4割に洪水浸水想定区域がかかっています。土砂災害特別警戒区域などに当たる土地は、建築の条件を含めて個別の確認が必要です。

なお、これは公表されている統計から見た壱町田全体の傾向です。個別の土地の価格は、形や広さ、道路の条件などによって変わるため、売却を考える際は、壱町田の特徴を理解した不動産会社に相談しましょう。

まとめ

  • 土地価格相場(目安)は坪単価約40.0万円(取引当時の中央値は約36.4万円。2021年1月〜2026年3月の取引11件のうち、計算に使った10件。坪単価が特に低い取引1件を含む)
  • 2015年以降の取引は150〜250㎡の土地が多い(25件中14件)
  • 今後の見通し:地価は上昇していますが、人口は2007年からの減り方が市全体より大きいものの直近5年は市全体よりやや小さく、動きが分かれており、上昇が続くかどうかは、はっきりしません(町の約4割に洪水浸水想定区域)

今回は、三島市壱町田の土地価格相場や取引の特徴、今後の見通しを紹介しました。

この相場データの活用方法

土地の価格は、面積や形、道路の条件などで変わるため、相場だけで個別の土地の売却価格は分かりません。ただ、相場を知っておくと、不動産会社の査定額を比べる手がかりになります。

具体的には、次のように活用してください。

  1. 複数の不動産会社に査定を依頼する
  2. 提示された査定額(総額)を土地の坪数(㎡×0.3025)で割って坪単価に直し、坪単価約40.0万円(2026年の水準に直した目安)の相場と比べる
  3. 相場より高い査定額には「なぜ高いのか」、低い査定額には「なぜ低いのか」の根拠を確認する
  4. 壱町田の特徴(土地の形や広さ、道路の条件など)をふまえて査定しているかを確かめる

相場には坪単価が特に低い取引も含まれるため、取引一覧で広さの近い取引もあわせて確かめると、査定額の見方が分かりやすくなります。

根拠の説明がないまま高い査定額が示された場合、売り出した後に値下げが必要になることもあります。査定額の根拠をきちんと説明できる不動産会社を選ぶことが大切です。

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