この記事の要点(30秒でわかる)
  • 土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約67.4万円(取引当時の中央値は約61.2万円。2021年1月〜2026年3月の取引7件のうち、計算に使った6件)。相場の計算に使える最後の取引が2023年のため、過去の取引から出した目安です。
  • 町内の公示地価(標準地 三島-5・住宅地の1地点)は2026年に約59.8万円/坪で、2021年からの5年間で13.1%上昇。1地点の価格のため、相場とは金額が一致するものではありません。
  • 人口は2,309人(2026年1月31日)で、2007年から15.5%減。三島市全体(9.2%減)より減り方が大きい結果です。
  • 大場川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の一部(1割未満)にかかります(0.5m未満と0.5〜3mが中心、最大5〜10m)。斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)があり、その一部は特別警戒区域です。

三島市大宮町の土地価格相場は、2022〜2023年の取引6件を2026年の水準に直した目安で坪単価約67.4万円(1㎡あたり約20.4万円)です。相場の計算に使える最後の取引が2023年のため、過去の取引から出した目安で、その後の大宮町の値動きは入っていません。

三島市大宮町(おおみやちょう)は、三島駅の東側、旧市内地区にある1丁目から3丁目までの町で、2丁目に三嶋大社があります。江戸時代は、1丁目と3丁目が三島町(三島宿)の区域、2丁目が三嶋大社とその周囲を村域とする社家村の区域にあたります。三嶋大社は伊豆国の一宮で、旧東海道に面して建っています。中世には武士から、江戸時代には宿場町の発展とともに広く庶民から信仰を集めました。

アイさん

うちの土地、いくらくらいで売れるんじゃろう?大宮町の相場が知りたいのう。

たかの

大宮町の土地の相場は、坪単価約67.4万円が目安です。実際に売れる価格は、土地の形や広さ、道路の条件などで変わります。ただ、この数字は過去の取引から出した目安です。

大宮町の土地価格相場

2026年の水準に直した目安は坪単価約67.4万円(1㎡あたり約20.4万円)で、取引当時の中央値は坪単価約61.2万円です。

「2026年の水準に直した目安」は、各取引の坪単価を、三島市全体の土地の取引価格の動き(年約2.5%の上昇)に合わせて2026年1〜3月の水準に引き直してから出した中央値です。取引の時期が古いほど、取引当時の価格との差は大きくなります。査定額と比べるときは、この目安の数字をお使いください。大宮町は、相場の計算に使った取引がいずれも2023年以前のもので、2026年の水準に直す幅が大きいため、取引当時の価格との差が約1割になっています。

対象は、2021年1月〜2026年3月の公表データにある大宮町の土地の取引7件のうち、相場の計算に使った6件です(取引の時期は2022年1〜3月から2023年4〜6月まで)。2021年1月以降の取引が5件以上あるため、この期間の取引で計算しています。除いた1件は、関係者間の取引(2025年1〜3月)です。

大宮町の土地価格相場

・土地価格相場(2026年の水準に直した目安) 約67.4万円/坪(約20.4万円/㎡)

・取引当時の中央値 約61.2万円/坪

・取引の半数が集まる範囲(2026年の水準) 約62.0〜83.1万円/坪

・計算に使った取引 2021年1月〜2026年3月の6件

・注意 相場の計算に使える最後の取引が2023年のため、過去の取引から出した目安(現在の水準とは異なる可能性があります)

グラフは、大宮町・三島市・静岡県の土地の取引価格(坪単価)を、その年までの3年間の取引の中央値(3年移動中央値)で表したものです。たとえば2025年の値は、2023〜2025年の取引の中央値です。取引当時の価格で、2026年の水準に直していないため、上の相場の数字とは一致するものではありません。

三島市全体では、2020〜2022年の29.4万円/坪から、2023〜2025年は32.4万円/坪になっています(約10%の上昇。件数は232件・212件)。一方、大宮町の取引は、特殊な取引を除くと3年間で2〜12件で、件数の少ない年もあるため、上昇・下落の傾向として読み取るには足りません。

データについて

この記事の相場は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引価格情報(宅地(土地))のうち、2026年10月時点で公表されているデータ(取引は2026年1〜3月分まで)をもとに当社が集計しました。取引価格情報は、国土交通省が不動産の取引の当事者に行ったアンケート調査の回答に基づく価格で、成約したすべての取引の価格ではありません。

相場は、町内の取引の坪単価の中央値です。2021年1月〜2026年3月に相場の計算に使える取引が5件以上ある町はその期間、少ない町は2018年1月からの取引を使っています。2026年の水準に直すのに使った年約2.5%の変化率は、三島市全体の取引価格(坪単価の中央値)の2018年4月〜2026年3月の動きから求めたものです。囲みの「取引の半数が集まる範囲」は、2026年の水準に直した坪単価の安い方と高い方から4分の1ずつを除いた範囲です。

関係者間の取引、隣地の購入、調停・競売、道路に接していない土地の取引、瑕疵がある可能性のある取引など、特殊な事情のある取引と、坪単価が1万円未満の取引は、相場の計算から除いています(大宮町では1件)。この記事では、これらをあわせて「特殊な取引」と書いています。取引価格情報は四半期ごとに追加・更新されるため、直近の期間の件数は今後増えることがあります。

このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません。

取引事例から見える大宮町の特徴

土地の価格は、同じ町の中でも、形や広さ、面している道路の条件によって変わります。町の取引の特徴を知っておくと、不動産会社が示した査定額の根拠を確かめる手がかりになります。

不動産業界では、土地の売れやすさに影響する主な条件として、次の5つが挙げられます。

  1. 駅までの距離
  2. 土地の形状
  3. 土地の大きさ
  4. 面する道路の幅
  5. 面する道路の方位

売却価格への影響は、下の記事で解説しています。

たかの

ここからは、大宮町の実際の取引から読み取れる特徴を見ていきます。駅までの距離は、後の「大宮町の立地と学区」で紹介しますね。

相場の計算に使った期間(2021年1月〜2026年3月)の大宮町の取引は、次のとおりです。坪単価は取引当時の価格です。「相場の計算から除外」とある取引は、特殊な事情のある取引や坪単価が1万円未満の取引のため、相場の計算に使っていません(理由は取引時期の欄に記載)。

三島市大宮町の土地の取引価格(取引当時)
価格 坪単価 面積 形状 道路の幅・方位 取引時期
810万円 43.0万円 65㎡ ほぼ長方形 10.0m・西 2025年1〜3月
(相場の計算から除外:関係者間の取引)
900万円 36.4万円 80㎡ ほぼ長方形 4.0m・西 2023年4〜6月
1億2,000万円 82.6万円 490㎡ ほぼ整形 8.0m・北 2023年1〜3月
2,900万円 56.2万円 170㎡ 長方形 4.8m・西 2022年10〜12月
3,000万円 59.5万円 170㎡ ほぼ長方形 3.0m・西 2022年4〜6月
2,400万円 79.3万円 95㎡ ほぼ正方形 4.0m・南 2022年1〜3月
5,400万円 62.8万円 280㎡ ほぼ整形 11.0m・東 2022年1〜3月

形状・面積・道路の条件ごとの傾向は、件数を増やすため、2015年以降の取引27件(特殊な取引を除く。2015年7〜9月から2023年4〜6月まで)で見ていきます。価格は取引当時のもので、2026年の水準には直していません。取引の時期や場所の違いも含まれ、件数の少ない区分は1件の取引で平均が大きく動くため、幅をもってご覧ください。

土地の形状に対する土地価格相場の傾向

一般に、正方形や長方形の土地は建物を配置しやすく、売れやすいとされています。台形や不整形の土地は、建物の配置に工夫が要ることがあり、整形の土地より価格が低くなりやすいといわれます。

大宮町の形状別の平均坪単価(2015年以降・27件)
形状 件数 平均坪単価(取引当時)
正方形(ほぼ正方形を含む) 3件 約71.6万円
長方形(ほぼ長方形・ほぼ整形を含む) 21件 約58.0万円
台形(ほぼ台形を含む) 1件 約56.2万円
不整形(袋地等を含む) 2件 約38.2万円

大宮町では、台形・不整形の土地の取引がどの区分も3件未満と少なく、形状による比較はできません。

面積に対する取引価格の傾向

土地は広すぎても狭すぎても、買える人が限られることがあります。町で取引の多い面積・価格帯を知っておくと、売却を考えるときに役立ちます。

大宮町の2015年以降の取引27件(2015年7〜9月から2023年4〜6月まで)を、面積と価格で分けた件数は次のとおりです。

大宮町の土地面積に対する取引価格の傾向(2015年以降・27件)
面積\価格 1,000万円未満 1,000〜1,500万円 1,500〜2,000万円 2,000〜2,500万円 2,500〜3,000万円 3,000〜4,000万円 4,000〜5,000万円 5,000〜6,000万円 6,000〜7,000万円 7,000万円以上
450㎡以上 1
400〜450㎡ 1 1
350〜400㎡
300〜350㎡ 2 1
250〜300㎡ 1
200〜250㎡ 1 1 1 1
150〜200㎡ 1 2 3
100〜150㎡ 1 4 1
50〜100㎡ 1 2 1

最も多いのは、面積100〜150㎡・価格2,000〜2,500万円の取引で、4件でした(いずれも2015〜2018年の取引で、価格は取引当時のものです)。

MEMO

この表は、縦を土地の面積、横を取引価格(取引当時の総額)とし、1件の取引を「1」として数えています。面積・価格の区分は「以上〜未満」です。

道路幅に対する土地価格相場の傾向

一般に、面している道路の幅が広いほど、日当たりや風通し、車の出し入れの面で有利になり、売れやすいとされています。

大宮町の道路幅別の平均坪単価(2015年以降・27件)
道路幅 件数 平均坪単価(取引当時)
4m未満 5件 約52.2万円
4〜6m 8件 約55.0万円
6〜8m 4件 約50.7万円
8m以上 10件 約66.1万円

大宮町では、道路幅8m以上(10件・約66.1万円)の平均坪単価が最も高い結果でした。ただし、それより狭い区分では、幅が広いほど高いという順にはなっていません。

道路方位に対する土地価格相場の傾向

一般に、南側の道路に面した土地は、日当たりの良さから売れやすいとされています。

大宮町の道路の方位別の平均坪単価(2015年以降・27件)
道路の方位 件数 平均坪単価(取引当時)
南側 6件 約59.5万円
東側 6件 約57.9万円
西側 9件 約52.6万円
北側 6件 約64.6万円

大宮町では、最も高いのは北側(6件・約64.6万円)で、最も低いのは西側(9件・約52.6万円)でした。南側(6件・約59.5万円)と最も高い方位の差は1割未満で、方位による一定の傾向ははっきりしません。

査定額を見るときは、ご自身の土地の条件に照らして、こうした傾向も参考にしてください。

大宮町の立地と学区

大宮町の最寄駅は三島駅と三島広小路駅で、町の中心付近からの直線距離はほぼ同じです(それぞれ約800m)。町内の場所によって、三島駅まで直線で約400m〜約1.2kmです。いずれも直線距離のため、実際の道のりはこれより長くなります。

大宮町の小学校の学区は番地により異なります。小学校は三島市立東小学校または北小学校、中学校は三島市立北中学校です。詳しくは三島市の通学区域(小学校・中学校)のページでご確認ください。

出典

駅までの距離は、国土交通省「国土数値情報(鉄道データ)」(令和7年度版)の駅の位置と、国勢調査(2020年)の町の範囲のなかで建物が集まる中心付近から、当社が計算した直線距離です。学区は、三島市の「小学校の通学区域」「中学校の通学区域」(2026年2月5日更新)で確認しました。

地元の不動産会社から見た大宮町

大宮町は、広い道路を一歩入ると、低層の住宅が建ち並ぶ町です。

生垣と石積みに沿って歩道が続く住宅街の道路

町の中は比較的平らで、町の中の建物のある場所の標高を当社で調べると、8割ほどが約25〜33mの間にあります。

平坦な道路沿いに和風の住宅と新しい建物が並ぶ住宅街

土地は形だけでなく、高低差も大切です。道路と敷地の高低差が大きいと、建築の費用が上がったり、敷地の中に階段が必要になったりすることがあります。当社では、平らな土地の多い大宮町では、こうした負担の少ない土地が多いと見ています。

コンクリート護岸の川と川沿いの住宅地の奥に富士山が見える風景

出典

標高は、国土地理院の標高データ(標高API)で、町の範囲(国勢調査2020年)の中にある建物の位置72地点の値を当社が調べたものです(2026年10月)。

お客様の声

「地元中の地元のアイ企画さんに、相談しました。私の要求をしっかり聞いて下さり、地に着いた売却提案を、して下さいました。この提案で、何とか家の売却が予定日通りに出来ました。」

― 三島の家を売却されたお客様(Googleクチコミより)

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大宮町の今後の見通し

土地の価格は、地価の動きや人口、災害リスクなどの影響を受けます。

たかの

次の3つの公表データから、大宮町の今後の見通しを考えていきます。
  1. 公示地価の推移
  2. 人口の推移
  3. 災害リスク

三島市全体については、人口の減少などを理由に、2030年までに地価が下がると予想する見方もあります(下の記事で解説しています)。ここ数年の三島市全体の取引価格は上向いており、町によっても当てはまり方は違うため、長い目で見た市全体の見方の一つとして参考にしてください。

公示地価の推移

大宮町には、国の地価公示の標準地「三島-5」(大宮町2丁目3547番2、住宅地)があります。公示地価は、国土交通省が毎年1月1日時点の価格として公表している土地の価格です。公表資料では、この地点は三島駅から道路距離で850mと記載されています。

公示地価は町内の1地点の価格で、実際の取引から出した相場とは、対象の土地も時点も違うため、金額は一致するものではありません。この節では、金額よりも価格の動きを見る手がかりとしてご覧ください。

2026年の公示地価は1㎡あたり181,000円(坪単価約59.8万円)です。直近5年(2021年→2026年)では13.1%の上昇で、同じ期間の三島市の公示地価の平均(5.2%の上昇)と比べると、市平均より上昇が大きい結果です。平均に入る地点は2021年21地点、2026年20地点です。

1995年(約70.7万円/坪)からの長い期間では、大宮町の地点は15.4%下がっています。同じ期間の三島市の公示地価の平均は、約88.7万円/坪から約42.6万円/坪へ52.0%下落しており、大宮町の地点は市平均より下落が小さい結果です。

公示地価の推移(標準地 三島-5)
年 1㎡あたり 坪単価 三島市平均(坪単価)
1995年 214,000円 70.7万円 88.7万円(21地点)
1996年 192,000円 63.5万円 79.3万円(21地点)
1997年 184,000円 60.8万円 72.8万円(22地点)
1998年 178,000円 58.8万円 67.6万円(22地点)
1999年 170,000円 56.2万円 62.3万円(22地点)
2000年 166,000円 54.9万円 58.0万円(22地点)
2001年 162,000円 53.6万円 55.0万円(22地点)
2002年 160,000円 52.9万円 51.9万円(22地点)
2003年 155,000円 51.2万円 48.9万円(22地点)
2004年 152,000円 50.2万円 45.7万円(22地点)
2005年 150,000円 49.6万円 43.4万円(21地点)
2006年 148,000円 48.9万円 41.6万円(21地点)
2007年 148,000円 48.9万円 41.4万円(20地点)
2008年 151,000円 49.9万円 41.9万円(20地点)
2009年 151,000円 49.9万円 43.2万円(20地点)
2010年 151,000円 49.9万円 42.4万円(19地点)
2011年 151,000円 49.9万円 42.4万円(19地点)
2012年 151,000円 49.9万円 42.3万円(19地点)
2013年 152,000円 50.2万円 40.1万円(21地点)
2014年 154,000円 50.9万円 41.7万円(18地点)
2015年 154,000円 50.9万円 41.3万円(18地点)
2016年 155,000円 51.2万円 40.1万円(21地点)
2017年 156,000円 51.6万円 40.2万円(21地点)
2018年 157,000円 51.9万円 40.3万円(21地点)
2019年 158,000円 52.2万円 40.4万円(21地点)
2020年 160,000円 52.9万円 40.6万円(21地点)
2021年 160,000円 52.9万円 40.5万円(21地点)
2022年 162,000円 53.6万円 40.5万円(21地点)
2023年 165,000円 54.5万円 40.6万円(21地点)
2024年 169,000円 55.9万円 40.9万円(21地点)
2025年 174,000円 57.5万円 41.4万円(20地点)
2026年 181,000円 59.8万円 42.6万円(20地点)

グラフは、大宮町の標準地「三島-5」と三島市平均の公示地価を、1995〜2026年の坪単価で表したものです(数字は、上の「公示地価の推移」の表と同じです)。

ほかの町の地価や人口の推移は、当社独自の三島市 地価・売却マップでもご確認いただけます。

出典

公示地価は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」のAPI(地価公示・都道府県地価調査)から取得しました(2026年10月取得)。坪単価は、1㎡あたりの価格に400/121を掛けて換算した値です。三島市平均は、同じ種類(公示地価)の市内の地点のうち、住宅地・商業地・工業地の地点の価格の単純平均です。地点の数や顔ぶれは年によって変わります(1995年21地点、2026年20地点)。

人口の推移

大宮町の人口は、2026年1月31日時点で2,309人です。2007年1月31日の2,731人と比べると、15.5%減っています。同じ期間に三島市全体は9.2%減っており、大宮町の減り方は市全体より大きい結果です(減少率は市全体の約1.7倍)。

直近5年(2021年→2026年)では、大宮町は7.5%の減少、三島市全体は4.9%の減少です。

2007年からの人口の増減
地域 2007年1月31日 2026年1月31日 増減率
三島市 114,192人 103,653人 −9.2%
大宮町 2,731人 2,309人 −15.5%

なお、2026年9月30日時点の大宮町の人口は2,315人です(三島市全体は103,143人)。

出典

人口は、三島市の人口統計(町名別人口と世帯数。住民基本台帳・外国人を含む・各年1月31日)をもとに作成しています。2026年9月30日の値も同じ資料によります。

大宮町の災害リスク

国と静岡県が公表している洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域を、国勢調査の大宮町の範囲と重ねて確認しました。

洪水浸水想定区域(想定最大規模の降雨が前提)によると、大場川が氾濫した場合、大宮町では町の一部(1割未満)が浸水すると想定されています。浸水深は0.5m未満と0.5〜3mが中心で、川沿いのごく一部では最大5〜10mとされています。

土砂災害については、大宮町のごく一部の斜面地に急傾斜地の崩壊の土砂災害警戒区域が指定されており、その一部は土砂災害特別警戒区域です。土砂災害特別警戒区域では、建築物の構造や一定の開発行為について法令上の制限が設けられています(具体的な内容は静岡県・三島市にご確認ください)。

大宮町の範囲に、洪水浸水想定区域と土砂災害警戒区域を重ねた地図
洪水浸水想定区域(想定最大規模)の浸水の深さ0.5m未満0.5〜3m3〜5m5〜10m土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)土砂災害特別警戒区域(急傾斜地の崩壊)当社作成の参考図です。太線の内側が大宮町の範囲で、線の外は薄く表示しています。線の外の色は、周りの町の区域です。町の範囲は国勢調査の区域のため、住所の境とは一致しない場合があります(2026年10月時点)。出典:地理院タイル(淡色地図)、ハザードマップポータルサイト(2026年10月7日〜21日に利用)、令和2年国勢調査 町丁・字等境界データ(e-Stat)を加工して有限会社アイ企画が作成

洪水浸水想定区域は、想定し得る最大規模の大雨で川が氾濫した場合の想定で、必ずそうなるというものではありません。同じ町内でも、土地の高さや川からの距離によって想定は変わります。また、下水道や水路から水があふれる内水氾濫は、この想定には含まれていません。

下のボタンで地図を開き、画面の上の欄に住所や地番を入れると、土地ごとの想定を確認できます。

出典

洪水浸水想定区域(想定最大規模)は国土交通省・静岡県の公表データ(国土交通省 ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」)、土砂災害警戒区域・特別警戒区域は国土数値情報(国土交通省 不動産情報ライブラリ経由)を使い、国勢調査(2020年)の町の範囲と重ねて当社が集計しました(2026年10月時点)。割合はおおよその値です。公式のハザードマップは、三島市洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ(三島市)・静岡県の中小河川の洪水浸水想定区域図(三島市)・静岡県 県内の洪水浸水想定区域図(東部。大場川など)でご確認いただけます(静岡県の中小河川の図面は2026年10月時点で更新中です)。

図の背景は国土地理院の地理院タイル(淡色地図。地理院タイル一覧)、浸水と土砂災害の区域はハザードマップポータルサイトのデータ、町の範囲は総務省統計局「令和2年国勢調査 町丁・字等境界データ」(e-Stat)を加工して、当社が作成しました。町丁・字等境界データは統計用の区域のため、実際の境界と一致しない場合があります。図は参考情報です。最新かつ詳細な情報は、上記の三島市・静岡県のハザードマップでご確認ください。

三島市全体と比較した今後の見通し

これまで見てきたデータから、分かったことは次のとおりです。

  • 公示地価(標準地 三島-5・住宅地)は、2021年から2026年の5年間で13.1%上昇(同じ期間の三島市の公示地価の平均は5.2%上昇)で、市平均より上昇が大きい
  • 三島市全体の土地の取引価格(3年間の中央値)は、2020〜2022年の29.4万円/坪から2023〜2025年の32.4万円/坪に上昇(大宮町の取引は、特殊な取引を除くと同じ3年間でそれぞれ6件・2件のため、傾向として読み取るには件数が足りない)
  • 人口は2007年から15.5%減少(三島市全体は9.2%減少)で、市全体より減り方が大きい
  • 直近5年(2021年→2026年)の人口は7.5%の減少(三島市全体は4.9%の減少)
  • 大場川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の一部(1割未満)にかかる(0.5m未満と0.5〜3mが中心、最大5〜10m)
  • 斜面地の一部に土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)があり、その一部は特別警戒区域

地価は直近5年で上がっていますが、人口の減り方が三島市全体より大きいため、上昇が今後も続くかどうかは見通しにくい状況です。

洪水浸水想定区域は町の一部(1割未満)にかかる程度です。個別の土地が想定区域に入るかどうかは、ハザードマップで確かめる必要があります。土砂災害特別警戒区域などに当たる土地は、建築の条件を含めて個別の確認が必要です。

なお、これは公表されている統計から見た大宮町全体の傾向です。個別の土地の価格は、形や広さ、道路の条件などによって変わるため、売却を考える際は、大宮町の特徴を理解した不動産会社に相談しましょう。

まとめ

  • 土地価格相場は坪単価約67.4万円(取引当時の中央値は約61.2万円。2021年1月〜2026年3月の取引7件のうち、計算に使った6件)で、相場の計算に使える最後の取引が2023年のため、過去の取引から出した目安
  • 今後の見通し:地価は上昇していますが、人口の減り方が市全体より大きく、上昇が続くかは見通しにくい状況です(町の一部に土砂災害特別警戒区域)

この相場データの活用方法

相場だけでは個別の土地の売却価格は分かりませんが、不動産会社の査定額を比べる手がかりになります。次のように活用してください。

  1. 複数の不動産会社に査定を依頼する
  2. 提示された査定額(総額)を土地の坪数(㎡×0.3025)で割って坪単価に直し、坪単価約67.4万円(2023年までの過去の取引を2026年の水準に直した目安)の相場と比べる
  3. 相場より高い査定額には「なぜ高いのか」、低い査定額には「なぜ低いのか」の根拠を確認する
  4. 大宮町の特徴(土地の形や広さ、道路の条件など)をふまえて査定しているかを確かめる

大宮町は相場の計算に使える最後の取引が2023年のため、近くの町の相場も、当社の三島市 地価・売却マップであわせて見ると参考になります。

根拠の説明がないまま高い査定額が示された場合、売り出した後に値下げが必要になることもあります。査定額の根拠をきちんと説明できる不動産会社を選ぶことが大切です。

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