三島市梅名の土地価格相場|特徴と今後の見通しを解説

三島市梅名は三島市の南側に位置し、南北に通る県道136号線沿いには商業施設が、周りには耕地と住宅街が混在する地域です。

今回はそんな梅名の不動産売却で失敗しないために土地の価格相場と地域の特徴をまとめてみました。

さらに、過去の公示地価の推移や人口の増減などから今後の相場の見通しを考察していますので、不動産を売却する際の参考にしてみてください。

アイさん

実際に住んでいても土地相場は分からないもんじゃな。詳しく教えてくれ!

たかの

このページでは「三島市梅名」の平均的な土地価格相場・過去の土地価格相場の推移・取引データから分かる特徴・今後の見通し確認することができます。

土地価格相場を知ることが不動産の売却で失敗を防ぐための第一歩です。

梅名の土地価格相

2024年の静岡県三島市梅名における土地価格相場(平均取引価格)は33.7万円/坪(10.2万円/㎡)です。

相場

土地価格相場 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)

・平均土地面積 67坪(220㎡)

・平均駅距離 14分(大場駅)

 

MEMO

不動産の相場を把握するにあたり、チラシ広告や不動産サイトを利用して周辺で売出し中の不動産情報を調べるのは一般的な方法です。

しかし、売出し中の不動産情報は成約するまでに値下げや価格交渉を受けることがあります。つまり、売出し中の不動産情報では、最終的にいくらで成約するか分からないため誤差が大きいのです。

たとえば、2,000万円で売出し中の土地も、実際に成約したのは1,800万円だった…なんてことになれば土地価格相場は大きく変わります。

そのため、土地価格相場は国土交通省の不動産取引価格情報記載の梅名における過去12年の取引データに基づき算定しています。

取引事例から見える梅名の特徴

土地価格相場と合わせて梅名の土地取引の特徴を理解しておくことが大切です。

不動産の売却を頼むとき、不動産の専門知識を持たない一般の方にとっては、どういった理由で売却価格が決まるのかを知るすべが無いため、提示された売却価格が全てのように感じてしまいますよね。

しかし、依頼する不動産会社によってその売却価格に300万円以上の開きがあるのは、不動産売却ではよくあることです。

本来なら2,000万円で売却できた土地が、1,700万円でしか売却できないことも珍しくありません。

実際に、不動産業界では一般的に「道路幅が広いほど売却しやすい」とされていますが、梅名では道路幅が狭くても高く売却されているという意外な結果になりました。

そこで、不動産業界で売りやすいとされる条件と梅名の土地取引の特徴を比較して理解することで、不動産会社から提示された売却価格が適切な根拠のあるものなのかを見分けることができるようになります。

まず、一般的に不動産業界では、その土地の売却しやすさ…つまり需要の大きさには5つの条件があるとされています。

  1. 駅までの時間
  2. 土地の形状
  3. 土地の大きさ
  4. 面する道路の幅
  5. 面する道路の方位

この5つの条件が、どのように売却価格に影響してくるかについては、こちらのページで詳しく解説しています。

たかの

不動産業界で売りやすいとされる5つの条件を確認したところで、過去12年の取引データから読み取れる梅名の土地取引の特徴を深掘りしていきます。

梅名における取引データは以下のようになります。

 

三島市梅名 土地取引価格一覧
価格 坪単価 面積 形状 幅員・方位
最寄駅 駅徒歩 取引時期
2,600万円 30万円 290㎡ 台形 3.0m・南西 大場駅 14分 2024年
1,900万円 32万円 200㎡ 長方形 4.0m・西 大場駅 13分 2024年
2,000万円 39万円 170㎡ 長方形 6.0m・南西 大場駅 15分 2024年
400万円 31万円 45㎡ 不整形 3.0m・北 大場駅 13分 2023年
2,000万円 39万円 170㎡ 長方形 6.0m・南西 大場駅 14分 2023年
1,500万円 27万円 185㎡ 長方形 4.5m・西 三島駅 30~60分 2023年
4,100万円 41万円 330㎡ 長方形 6.0m・南 大場駅 15分 2023年
2,400万円 34万円 230㎡ 台形 9.5m・北西 大場駅 14分 2022年
2,000万円 25万円 260㎡ 袋地 3.8m・東 大場駅 11分 2022年
2,000万円 17万円 400㎡ 長方形 16.0m・東 三島駅 30~60分 2021年
3,300万円 19万円 580㎡ 長方形 10.0m・南 大場駅 14分 2021年
1,600万円 30万円 180㎡ 長方形 4.0m・南西 大場駅 10分 2020年
1,300万円 35万円 120㎡ 長方形 5.0m・西 大場駅 13分 2020年
1,500万円 30万円 170㎡ 台形 6.0m・西 大場駅 14分 2020年
1,600万円 31万円 165㎡ 長方形 4.0m・南 大場駅 13分 2020年
1,000万円 4.4万円 760㎡ 長方形 5.0m・南 三島駅 30~60分 2020年
1,600万円 31万円 165㎡ 長方形 4.0m・西 大場駅 14分 2020年
2,500万円 30万円 280㎡ 長方形 5.0m・北 三島駅 60分超 2019年
2,800万円 14万円 640㎡ 不整形 6.5m・西 大場駅 12分 2019年
1,600万円 8.1万円 660㎡ 長方形 5.0m・西 大場駅 20分 2019年
3,300万円 27万円 400㎡ 長方形 5.0m・東 大場駅 16分 2019年
2,800万円 11万円 860㎡ 不整形 6.0m・南 三島駅 30~60分 2019年
3,900万円 20万円 630㎡ 長方形 4.0m・西 大場駅 11分 2019年
1,700万円 25万円 220㎡ 長方形 5.0m・南 大場駅 25分 2019年
1,400万円 27万円 165㎡ 長方形 16.0m・東 大場駅 26分 2019年
1,100万円 27万円 130㎡ 長方形 16.0m・東 大場駅 26分 2019年
1,400万円 27万円 170㎡ 長方形 16.0m・東 大場駅 26分 2019年
870万円 13万円 220㎡ 長方形 3.0m・東 大場駅 28分 2019年
3,700万円 13万円 940㎡ 長方形 5.0m・東 大場駅 28分 2019年
2,000万円 31万円 210㎡ 不整形 5.0m・北 三島駅 30~60分 2018年
8,500万円 11万円 2000㎡ 不整形 5.0m・南 大場駅 19分 2018年
1,500万円 34万円 145㎡ 長方形 2.5m・南 大場駅 13分 2018年
1,500万円 34万円 145㎡ 長方形 2.5m・南 大場駅 13分 2017年
1,800万円 36万円 165㎡ 長方形 6.0m・北 大場駅 13分 2017年
3,100万円 14万円 770㎡ 不整形 10.0m・南 大場駅 21分 2017年
1,700万円 17万円 320㎡ 長方形 5.0m・北 大場駅 21分 2017年
2,900万円 29万円 330㎡  長方形  16.0m・西  三島駅 30~60分 2016年 
 6,800万円 24万円  930㎡ 長方形  4.0m・東 三島駅 30~60分 2016年 
 3,400万円 25万円  450㎡ 長方形  4.0m・東  大場駅  10分  2016年 
800万円 20万円  130㎡  長方形  10.0m・北  三島駅  30~60分 2016年 
 1,800万円 36万円  165㎡  正方形  4.0m・南  大場駅  20分  2016年 
1,500万円  29万円  165㎡  不整形  6.0m・東  大場駅  9分  2016年 
 1,800万円 34万円 170㎡ 台形  6.0m・南 大場駅  15分  2016年 
1,800万円  40万円  150㎡  長方形  4.5m・西  大場駅  16分  2015年 
1,600万円  32万円  165㎡  長方形  6.5m・北  大場駅  10分  2015年 
1,800万円  21万円  280㎡  長方形  1.7m・北  大場駅  13分  2015年 
2,000万円  30万円  220㎡  台形  6.0m・南   大場駅 9分   2014年
2,100万円  27万円  260㎡  長方形  6.0m・北  三島駅  30~60分 2014年 
 2,300万円 4.6万円  1700㎡  長方形  5.0m・北  三島駅  30~60分  2014年 
2,100万円  43万円  165㎡  長方形  6.0m・南  大場駅  14分  2014年 
1,800万円  36万円  165㎡  台形  3.0m・西  大場駅  14分  2013年 
13,000万円  19万円  2000㎡  不整形  5.0m・南  大場駅  9分  2013年 
800万円  7.1万円  380㎡  長方形  4.0m・南  三島駅  30~60分  2013年 

駅までの時間に対する土地価格相場の傾向

梅名は三島駅より南側に広がり、三島駅から3.5kmほど離れて位置しています。

一方、最寄駅としては大場駅が近く徒歩圏内となっています。

大場駅から三島駅までは伊豆箱根鉄道駿豆線で約10分とアクセスが良いため、大場駅から近い立地の方が高く売却しやすいという結果になりました。

不動産業界の一般的な「駅に近いほど売却しやすい」という認識と同じです。

土地の形状に対する土地価格相場の傾向

不動産業界では正方形や長方形の土地は、敷地を有効活用しやすいことから、売却しやすい土地とされています。

梅名では必ずしも整形の土地が高く売却しやすいという結果にはなりませんでした。

今回調査した53件のうち37件が長方形の物件という圧倒的に長方形の土地が多いことが梅名の特徴といえます。

そのため長方形であることを土地のアピールポイントとすることが難しく、土地の形状以外の要素が売却価格に影響を及ぼしていると考えられます。

面積に対する取引価格の傾向

土地面積は広過ぎても、狭過ぎても、需要が少なくなります。

逆に、購入可能な人が多いほど、土地の需要が拡大することから、相場より高く売却しやすくなります。

梅名 土地面積に対する取引価格の傾向
450㎡超 1 1 1 2 4   1 2
〜450㎡ 1
〜400㎡ 1 1 1
〜350㎡ 1 1 1
〜300㎡ 2 2 1
〜250㎡  1   3 1
〜200㎡  5 11  1
〜150㎡ 1 4  1
〜100㎡
〜50㎡ 1
〜1000万円 〜1500万円 〜2000万円 〜2500万円 〜3000万円 〜4000万円 〜5000万円 〜6000万円 〜7000万円 7000万円超

梅名では土地面積が150㎡〜200㎡程度(50坪〜60坪)で価格が2,000万円程度の土地取引が多く行われています。

つまり、お客様にとって売却しやすい土地面積は55坪前後、購入者にとって購入しやすい価格は2,000万円程度ということが分かります。

MEMO

この表は、縦軸を土地面積・横軸を取引価格とし、1件の土地取引につき「1」と表示しています。

接面道路幅に対する土地価格相場の傾向

前面道路幅(土地に面した道路の幅)によって建てられる建物の大きさが決まることから、不動産業界では前面道路幅が広い土地ほど、売却しやすいとされています。

梅名でも道路幅が6mある土地が高く売れるという傾向が見られました。

ただし、6m以上の道路の場合、幹線道路で騒音などが懸念されます。

また、梅名は宅地造成して作られた位置指定道路が多く、それらの道は幅員が4mのことが多いことから幅員5m未満の道路に接している土地でも高く取引されています。

このように、梅名では不動産業界では一般的な「道路幅が狭いと安くなる」といった傾向とは異なります。つまり、地域の特徴を知らない不動産会社を選んでしまった場合、本来は高く売ることができたはずの土地が安く売り出されてしまうことになるのです。

そのため、梅名の土地取引の特徴を理解することで、不動産会社から提示された売却価格が適切な根拠のあるものなのかを見分ける指標として下さい。

道路方位に対する土地価格相場の傾向

不動産業界では一般的に、日当たりが良くなることから、南側道路は売却しやすく、北側道路は売却しづらいとされています。

これは平坦な土地の多い梅名にも当てはまります。さらに南向きか西向きの家では富士山が見えやすいという特徴があります。景色が良好な土地は人気がああり、取引価格が上がりやすい傾向にあります。

梅名の今後の見通し

土地には売りやすいタイミングというものが存在します。

もちろん、家庭によって人生プランは異なりますから、売りやすさだけで売却時期を決められるものではありません。

子どもの成長や仕事の変化など家庭内の事情を優先することも重要です。

しかし、タイミング次第で数百万円も売却価格に差が出てしまうこともあるのです。

そのため、売却を急ぐ必要が無いのであれば、高く売るために少し待つ、というのも不動産売却で得するための有効な手段になります。

そのためには、今後の見通しから売りやすいタイミングをお客様自身で把握しておくことが大切です。

たかの

ここでは以下の3つの統計推移から梅名の今後の見通しを深掘りして行きます。
  1. 過去15年間の公示地価の推移
  2. 過去17年間の人口推移
  3. 梅名の災害リスク

なお、三島市全体的に土地相場が2030年までに下降すると言われており、その根拠とされる3つの理由のうち2つが人口推移災害リスクです。

それぞれが、土地の価格にどのように影響してくるのかについては、こちらのページで解説しています。

それでは、三島市全体と梅名の統計での違いも見比べながら、梅名の土地の売りやすいタイミングを一緒に見ていきましょう。

過去15年間の公示地価の推移

梅名の公示地価は下記の標準地において算出されています。

標準地

所在:三島市梅名377番1                 地積:157㎡

用途:住宅             建物構造:軽量鉄骨造

供給施設:ガス・水道・下水     接面道路:北・4.0m

駅からの距離:大場駅・1,200m   用途地域:第二種中高層住居専用地域

梅名における過去の公示地価データは以下のようになります。

梅名 公示地価の過去の推移
㎡単価(円/㎡) 坪単価(円/坪) 前年比
2011年(平成23年) 91,800円/㎡ 303,471円/坪
2012年(平成24年) 91,800円/㎡ 303,471円/坪 ±0% ➡︎
2013年(平成25年) 91,800円/㎡ 303,471円/坪 ±0% ➡︎
2014年(平成26年) 92,300円/㎡ 305,123円/坪 +0.5% ⬆︎ 
2015年(平成27年) 92,900円/㎡ 307,107円/坪 +0.7% ⬆︎
2016年(平成28年) 93,300円/㎡ 308,429円/坪 +0.4% ⬆︎ 
2017年(平成29年) 93,300円/㎡ 308,429円/坪 ±0% ➡︎ 
2018年(平成30年) 93,300円/㎡ 308,429円/坪 ±0% ➡︎
2019年(令和1年) 93,300円/㎡ 308,429円/坪 ±0% ➡︎
2020年(令和2年) 93,300円/㎡ 308,429円/坪 ±0% ➡︎
2021年(令和3年) 92,700円/㎡ 306,446円/坪 -0.6% ⬇︎
2022年(令和4年) 92,100円/㎡ 304,462円/坪 -0.6% ⬇︎
2023年(令和5年) 91,600円/㎡ 302,809円/坪 -0.5% ⬇︎
2024年(令和6年) 91,300円/㎡ 301,818円/坪 -0.3% ⬇︎
2025年(令和7年) 91,200円/㎡ 301,487円/坪 -0.1% ⬇︎

梅名の公示地価は2020年まで横ばいを維持しきましたが2021年からは緩やかに下降に転じています。

一方で、公示地価において5年分の変動率を三島市と梅名で比べると梅名は三島市とは動きが違うことが分かります。

具体的な変動率は以下の通りです。

2020からの公示地価変動率
地域 2020年 2024年 変動率
三島市 423,000円/坪 427,000円/坪 +0.95% ⬆︎
梅名 308,429円/坪 301,818円/坪  -2.25% ⬇︎

2020年以降、新型コロナウイルスの影響もあり都市部から地方都市への移住が増えました。三島駅は新幹線の停車駅なことから移住先として選ばれやすく三島駅周辺の地価に影響したと考えられます。

一方、梅名は大場駅からは徒歩圏内ですが、三島駅からは3.5kmと若干距離があります。そのため移住人気の影響は限定的だった可能性があります。

そうすると、梅名は移住者のような外部からの流入ではなく、家庭生活の変化によって取引が起こるといえます。今後を見通すうえで、人口の推移に着目することがとても大切になります。

MEMO

公示地価・基準地価は、国土交通省や各都道府県が地域の標準的な土地について売り手にも買い手にもかたよらない客観的な価値を評価した1㎡あたりの価格です。

公示地価は国土交通省の不動産取引価格情報の梅名における過去15年の公示地価データに基づき記載しています。

過去17年間の人口推移

人口減少は日本全体の社会問題となっていますが、梅名ではどうでしょうか。

梅名の人口は2025年2月時点で3375人ですが、2007年の3451人をピークに増減を繰り返しながら徐々に減少しています。

一方で、人口のの減少率を梅名と三島市で比べると、梅名は三島市より減少幅が小さいことがわかります。

具体的な増減率は以下の通りです。

ピーク時からの人口減少率
地域 2007年 2025年 減少率
三島市 114,188人 104,684人 -8.3% ⬇︎
梅名 3,451人 3,375人 -2.2% ⬇︎

つまり、梅名では三島市全体の傾向より遅いタイミングで人口が減っていくということです。

一方で、2007年から2020年までに、土地を買う中心年代である30歳代は減少し75歳以上の高齢者は2倍に増えました。

2018年を境に30歳代よりも75歳以上の高齢者が多くなり、その差は広がっています。

つまり梅名では少子高齢化が加速しており、土地を買いたい若者は減り、土地を売りたい高齢者が増えることが続き、今後土地価格相場は下落していくことが予想されます。

さらに、梅名には人口の推移とともに、土地の価格に影響を及ぼす大きなポイントが存在するのです。

MEMO

梅名の人口推移グラフは三島市の人口統計情報記載のデータに基づき作成しています。

梅名の災害リスク

土地価格相場を考える上で最も大きな要因が災害リスクの有無です。

土地購入者における災害への危機意識の高まりから、水害や土砂災害などの災害リスクがある地域では、土地相場価格が下降し、逆に災害リスクがない地域では、土地相場価格が上昇していくことが予想されます。

三島市のハザードマップによると梅名は、大場川沿いで浸水想定区域に指定されています。そのため梅名では、水害リスクの低い地域に比べて土地価格相場が下降しやすいでしょう。

ただし、三島市の南側は広範囲で浸水想定区域に指定されています。そして多くの土地が平坦で、建築計画が立てやすいという利点もあります。不動産を売買する際には多面的な観点から見る必要があります。

MEMO

三島市のハザードマップについて、詳しくは三島市の公式サイトを確認下さい。

三島市全体と比較した今後の見通し

これまで見てきた3つの統計推移から、分かったのは以下の3点です。

  • 梅名全体の人口はゆるやかな減少傾向にあり、特に土地を買う中心世代である30歳代が減少している。
  • 大場川に近いことから水害リスクがある。
  • 公示地価はゆるやかな下降傾向にある。

梅名は人口の減少ペースこそ三島市全体の傾向よりも緩やかですが、30歳代の減少と高齢者の増加という少子高齢化が顕著に見られます。そのため、高く売却することを考えているのであれば、できるだけ早く売却活動を始めた方が良いと言えます。

とはいえ、これはあくまで梅名全体の傾向からの見通しであり、当てはまらない土地もあることから、売却を始める際は梅名の特徴をしっかり理解した不動産会社に相談しましょう。

まとめ

  • 土地価格相場 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)
  • 売却しやすい土地面積は150〜200㎡程度(50〜60坪)
  • 人口は30歳台が減少し、75歳以上が増えていく
  • 大場川沿いで災害リスクがある
  • 今後、土地価格相場は緩やかに下降していくと予想される

今回は、三島市梅名の土地価格相場や特徴・今後の見通しを紹介してきました。

土地の価格は、面積・方位・土地に接する道路幅員など土地の条件によって変わることから、土地価格相場だけで正確に売却価格を計算することはできません。

正確な売却価格を知るため、最終的には不動産会社に査定をしてもらう必要があります。

しかし、梅名の特徴を知らない不動産会社を選んでしまった場合、本来は高く売ることができたはずの土地が安く売り出されてしまうことになりかねません。

そのため、梅名の特徴を理解し適切な提案をしてくれる不動産会社は、不動産の売却において重要なパートナーになります。

不動産の売却を成功させるためにも、不動産会社から提示された売却価格が適切な根拠のあるものなのかを見分け、信頼できる不動産会社を見つけることをお勧めします。

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