この記事の要点(30秒でわかる)
  • 土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約33.0万円(取引当時の中央値は約31.4万円。2021年1月〜2026年3月の取引14件のうち、計算に使った11件)。
  • 町内の公示地価(標準地 三島-1・住宅地の1地点)は2026年に約30.1万円/坪で、2021年からの5年間で1.6%下落。1地点の価格のため、相場とは金額が一致するものではありません。
  • 人口は3,352人(2026年1月31日)で、2007年から2.3%減。三島市全体(9.2%減)より減り方が小さい結果です。
  • 大場川や狩野川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の9割以上(ほぼ全域)にかかります(主に0.5〜3m、最大5〜10m)。町内に土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定はありません。

三島市梅名の土地価格相場は、2026年の水準に直した目安で坪単価約33.0万円(1㎡あたり約10.0万円)です。

三島市梅名(うめな)は、市の南部、中郷地区にある町で、中島・松本・安久などと接しています。江戸時代の梅名村の区域にあたり、梅名村は御殿川が大場川に合流する地点の西側に位置していました。小田原北条氏の「北条氏所領役帳」にも、「梅名」の名がみえます。

アイさん

うちの土地、いくらくらいで売れるんじゃろう?梅名の相場が知りたいのう。

たかの

梅名の土地の相場は、坪単価約33.0万円が目安です。実際に売れる価格は、土地の形や広さ、道路の条件などで変わります。

梅名の土地価格相場

2026年の水準に直した目安は坪単価約33.0万円(1㎡あたり約10.0万円)で、取引当時の中央値は坪単価約31.4万円です。

「2026年の水準に直した目安」は、各取引の坪単価を、三島市全体の土地の取引価格の動き(年約2.5%の上昇)に合わせて2026年1〜3月の水準に引き直してから出した中央値です。取引の時期が古いほど、取引当時の価格との差は大きくなります。査定額と比べるときは、この目安の数字をお使いください。ただし、梅名の公示地価の地点(標準地 三島-1)は直近5年(2021年→2026年)でほぼ横ばい(1.6%の下落)で、町の価格の動きは三島市全体と違う可能性があるため、取引当時の中央値(約31.4万円)もあわせてご覧ください。

対象は、2021年1月〜2026年3月の公表データにある梅名の土地の取引14件のうち、相場の計算に使った11件です(取引の時期は2021年4〜6月から2025年1〜3月まで)。2021年1月以降の取引が5件以上あるため、この期間の取引で計算しています。除いた3件は、関係者間の取引(2023年1〜3月・2024年1〜3月)と隣地の購入(2023年7〜9月)です。相場の計算に使った取引には、面積が2,000㎡以上の広い土地の取引が1件含まれますが、この取引を除いて計算しても、相場はほぼ同じです。

梅名の土地価格相場

・土地価格相場(2026年の水準に直した目安) 約33.0万円/坪(約10.0万円/㎡)

・取引当時の中央値 約31.4万円/坪

・取引の半数が集まる範囲(2026年の水準) 約24.1〜36.8万円/坪

・計算に使った取引 2021年1月〜2026年3月の11件

グラフは、梅名・三島市・静岡県の土地の取引価格(坪単価)を、その年までの3年間の取引の中央値(3年移動中央値)で表したものです。たとえば2025年の値は、2023〜2025年の取引の中央値です。取引当時の価格で、2026年の水準に直していないため、上の相場の数字とは一致するものではありません。

三島市全体では、2020〜2022年の29.4万円/坪から、2023〜2025年は32.4万円/坪になっています(約10%の上昇。件数は232件・212件)。一方、梅名の取引は、特殊な取引を除くと3年間で6〜21件で、件数の少ない年もあるため、上昇・下落の傾向として読み取るには足りません。

データについて

この記事の相場は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」の取引価格情報(宅地(土地))のうち、2026年10月時点で公表されているデータ(取引は2026年1〜3月分まで)をもとに当社が集計しました。取引価格情報は、国土交通省が不動産の取引の当事者に行ったアンケート調査の回答に基づく価格で、成約したすべての取引の価格ではありません。

相場は、町内の取引の坪単価の中央値です。2021年1月〜2026年3月に相場の計算に使える取引が5件以上ある町はその期間、少ない町は2018年1月からの取引を使っています。2026年の水準に直すのに使った年約2.5%の変化率は、三島市全体の取引価格(坪単価の中央値)の2018年4月〜2026年3月の動きから求めたものです。囲みの「取引の半数が集まる範囲」は、2026年の水準に直した坪単価の安い方と高い方から4分の1ずつを除いた範囲です。

関係者間の取引、隣地の購入、調停・競売、道路に接していない土地の取引、瑕疵がある可能性のある取引など、特殊な事情のある取引と、坪単価が1万円未満の取引は、相場の計算から除いています(梅名では3件)。この記事では、これらをあわせて「特殊な取引」と書いています。取引価格情報は四半期ごとに追加・更新されるため、直近の期間の件数は今後増えることがあります。

このサービスは、国土交通省の不動産情報ライブラリのAPI機能を使用していますが、提供情報の最新性、正確性、完全性等が保証されたものではありません。

取引事例から見える梅名の特徴

土地の価格は、同じ町の中でも、形や広さ、面している道路の条件によって変わります。町の取引の特徴を知っておくと、不動産会社が示した査定額の根拠を確かめる手がかりになります。

不動産業界では、土地の売れやすさに影響する主な条件として、次の5つが挙げられます。

  1. 駅までの距離
  2. 土地の形状
  3. 土地の大きさ
  4. 面する道路の幅
  5. 面する道路の方位

売却価格への影響は、下の記事で解説しています。

たかの

ここからは、梅名の実際の取引から読み取れる特徴を見ていきます。駅までの距離は、後の「梅名の立地と学区」で紹介しますね。

相場の計算に使った期間(2021年1月〜2026年3月)の梅名の取引は、次のとおりです。坪単価は取引当時の価格です。「相場の計算から除外」とある取引は、特殊な事情のある取引や坪単価が1万円未満の取引のため、相場の計算に使っていません(理由は取引時期の欄に記載)。

三島市梅名の土地の取引価格(取引当時)
価格 坪単価 面積 形状 道路の幅・方位 取引時期
1億円 13.2万円 2,000㎡以上 不整形 16.0m・南西 2025年1〜3月
3,000万円 32.4万円 300㎡ ほぼ長方形 4.5m・南 2024年10〜12月
2,000万円 36.4万円 180㎡ ほぼ整形 4.0m・南 2024年7〜9月
2,000万円 39.7万円 170㎡ ほぼ長方形 6.0m・南西 2024年1〜3月
1,900万円 31.4万円 200㎡ 長方形 4.0m・西 2024年1〜3月
2,600万円 29.8万円 290㎡ 台形 3.0m・南西 2024年1〜3月
(相場の計算から除外:関係者間の取引)
2,000万円 36.4万円 170㎡ ほぼ長方形 6.0m・南西 2023年10〜12月
1,500万円 27.1万円 185㎡ 長方形 4.5m・西 2023年10〜12月
400万円 30.7万円 45㎡ 不整形 3.0m・北 2023年7〜9月
(相場の計算から除外:隣地の購入)
4,100万円 39.7万円 330㎡ 長方形 6.0m・南 2023年1〜3月
(相場の計算から除外:関係者間の取引)
2,400万円 33.1万円 230㎡ 台形 9.5m・北西 2022年10〜12月
2,000万円 24.8万円 260㎡ 袋地等 3.8m・東 2022年7〜9月
2,000万円 16.5万円 400㎡ ほぼ長方形 16.0m・東 2021年7〜9月
3,300万円 18.8万円 580㎡ ほぼ長方形 10.0m・南 2021年4〜6月

形状・面積・道路の条件ごとの傾向は、件数を増やすため、2015年以降の取引46件(特殊な取引を除く。2015年1〜3月から2025年1〜3月まで)で見ていきます。価格は取引当時のもので、2026年の水準には直していません。取引の時期や場所の違いも含まれます。件数の少ない区分や、坪単価が特に低い取引(町の2015年以降の取引の中央値の3分の1未満。この期間に2件:約7.9万円・約4.3万円)を含む区分は、平均が大きく動くため、幅をもってご覧ください。形状・道路幅・方位の比較では各区分の中央値でも比べ、平均と違う結果になる場合は、その小見出しで中央値を示しています。

土地の形状に対する土地価格相場の傾向

一般に、正方形や長方形の土地は建物を配置しやすく、売れやすいとされています。台形や不整形の土地は、建物の配置に工夫が要ることがあり、整形の土地より価格が低くなりやすいといわれます。

梅名の形状別の平均坪単価(2015年以降・46件)
形状 件数 平均坪単価(取引当時)
長方形(ほぼ長方形・ほぼ整形を含む) 35件 約26.7万円
台形(ほぼ台形を含む) 3件 約32.1万円
不整形(袋地等を含む) 8件 約18.3万円

梅名では、最も高いのは台形の土地(3件・約32.1万円)で、最も低いのは不整形の土地(8件・約18.3万円)でした。長方形の土地(35件)は約26.7万円でした。形状による一定の傾向は見られませんでした。

面積に対する取引価格の傾向

土地は広すぎても狭すぎても、買える人が限られることがあります。町で取引の多い面積・価格帯を知っておくと、売却を考えるときに役立ちます。

梅名の2015年以降の取引46件(2015年1〜3月から2025年1〜3月まで)を、面積と価格で分けた件数は次のとおりです。

梅名の土地面積に対する取引価格の傾向(2015年以降・46件)
面積\価格 1,000万円未満 1,000〜1,500万円 1,500〜2,000万円 2,000〜2,500万円 2,500〜3,000万円 3,000〜4,000万円 4,000〜5,000万円 5,000〜6,000万円 6,000〜7,000万円 7,000万円以上
2,000㎡以上 2
450〜2,000㎡ 1 1 2 5 1
400〜450㎡ 1 1
350〜400㎡
300〜350㎡ 1 1 1
250〜300㎡ 1 1 1
200〜250㎡ 1 2 2
150〜200㎡ 2 11 3
100〜150㎡ 1 2 2

最も多いのは、面積150〜200㎡・価格1,500〜2,000万円の取引で、11件でした(うち6件は2015〜2017年の取引で、価格は取引当時のものです)。なお、取引の件数は、売りに出た土地の数にも左右されます。面積だけで見ると、150〜200㎡の取引が最も多く、46件中16件でした。

MEMO

この表は、縦を土地の面積、横を取引価格(取引当時の総額)とし、1件の取引を「1」として数えています。面積・価格の区分は「以上〜未満」です。公表データで面積が「2,000㎡以上」とだけ示されている取引は、別の行にしています。

道路幅に対する土地価格相場の傾向

一般に、面している道路の幅が広いほど、日当たりや風通し、車の出し入れの面で有利になり、売れやすいとされています。

梅名の道路幅別の平均坪単価(2015年以降・46件)
道路幅 件数 平均坪単価(取引当時)
4m未満 5件 約25.0万円
4〜6m 22件 約25.8万円
6〜8m 9件 約29.1万円
8m以上 10件 約22.6万円

梅名では、道路幅4〜6mの区分に坪単価の特に低い取引が含まれるため、各区分を平均と中央値の両方で比べました。道路幅6〜8m(9件)は、平均(約29.1万円)でも中央値(約32.1万円)でも最も高い結果でした。ほかの区分は、平均では道路幅4m未満 約25.0万円・4〜6m 約25.8万円・8m以上 約22.6万円、中央値では道路幅4m未満 約24.8万円・4〜6m 約28.4万円・8m以上 約23.5万円です。道路幅による一定の傾向ははっきりしません。

道路方位に対する土地価格相場の傾向

一般に、南側の道路に面した土地は、日当たりの良さから売れやすいとされています。

梅名の道路の方位別の平均坪単価(2015年以降・46件)
道路の方位 件数 平均坪単価(取引当時)
南側 13件 約24.5万円
南西側 4件 約29.8万円
東側 11件 約23.1万円
西側 10件 約26.7万円
北西側 1件 約33.1万円
北側 7件 約26.8万円

梅名では、件数が3件以上の方位で比べると、最も高いのは南西側(4件・約29.8万円)で、最も低いのは東側(11件・約23.1万円)でした(件数が少ない区分があるため参考)。

査定額を見るときは、ご自身の土地の条件に照らして、こうした傾向も参考にしてください。

梅名の立地と学区

梅名の最寄駅は大場駅で、町の中心付近から直線で約1.0kmです。町内の場所によって、大場駅まで直線で約500m〜約2.1kmです。東海道新幹線の停まる三島駅までは、直線で約3.9kmです。いずれも直線距離のため、実際の道のりはこれより長くなります。

梅名の学区は、小学校が三島市立中郷小学校、中学校が三島市立中郷西中学校です。通学区域は変わることがあるため、最新の情報は三島市の通学区域(小学校・中学校)のページでご確認ください。

出典

駅までの距離は、国土交通省「国土数値情報(鉄道データ)」(令和7年度版)の駅の位置と、国勢調査(2020年)の町の範囲のなかで建物が集まる中心付近から、当社が計算した直線距離です。学区は、三島市の「小学校の通学区域」「中学校の通学区域」(2026年2月5日更新)で確認しました。

地元の不動産会社から見た梅名

梅名は平らな土地が続く町で、町の中の建物のある場所の標高を当社で調べると、どこも約10〜16mの間にあります。当社では、平らな土地は建物の計画を立てやすい点で、買主様に評価されることがあると見ています。

区画をオレンジ色で示した正方形に近い整形地の空撮

宅地の造成にあわせてつくられた位置指定道路も多く、そうした道は幅4mほどのことが多いため、幅5m未満の道路に面した土地も取引されています。

戸建て住宅が並ぶ住宅地の道路

また、北西側が開けた土地では、富士山を望めることもあります。

田んぼの向こうに山並みが見える平坦な郊外の風景

出典

標高は、国土地理院の標高データ(標高API)で、町の範囲(国勢調査2020年)の中にある建物の位置67地点の値を当社が調べたものです(2026年10月)。

梅名の今後の見通し

土地の価格は、地価の動きや人口、災害リスクなどの影響を受けます。

たかの

次の3つの公表データから、梅名の今後の見通しを考えていきます。
  1. 公示地価の推移
  2. 人口の推移
  3. 災害リスク

三島市全体については、人口の減少などを理由に、2030年までに地価が下がると予想する見方もあります(下の記事で解説しています)。ここ数年の三島市全体の取引価格は上向いており、町によっても当てはまり方は違うため、長い目で見た市全体の見方の一つとして参考にしてください。

公示地価の推移

梅名には、国の地価公示の標準地「三島-1」(梅名377番1、住宅地)があります。公示地価は、国土交通省が毎年1月1日時点の価格として公表している土地の価格です。公表資料では、この地点は大場駅から道路距離で1,200mと記載されています。

公示地価は町内の1地点の価格で、実際の取引から出した相場とは、対象の土地も時点も違うため、金額は一致するものではありません。この節では、金額よりも価格の動きを見る手がかりとしてご覧ください。

2026年の公示地価は1㎡あたり91,200円(坪単価約30.1万円)です。直近5年(2021年→2026年)では1.6%の下落で、同じ期間の三島市の公示地価の平均(5.2%の上昇)と比べると、市平均を下回る動きです。平均に入る地点は2021年21地点、2026年20地点です。

1995年(約44.6万円/坪)からの長い期間では、梅名の地点は32.4%下がっています。同じ期間の三島市の公示地価の平均は、約88.7万円/坪から約42.6万円/坪へ52.0%下落しており、梅名の地点は市平均より下落が小さい結果です。

公示地価の推移(標準地 三島-1)
年 1㎡あたり 坪単価 三島市平均(坪単価)
1995年 135,000円 44.6万円 88.7万円(21地点)
1996年 133,000円 44.0万円 79.3万円(21地点)
1997年 132,000円 43.6万円 72.8万円(22地点)
1998年 132,000円 43.6万円 67.6万円(22地点)
1999年 130,000円 43.0万円 62.3万円(22地点)
2000年 126,000円 41.7万円 58.0万円(22地点)
2001年 123,000円 40.7万円 55.0万円(22地点)
2002年 119,000円 39.3万円 51.9万円(22地点)
2003年 115,000円 38.0万円 48.9万円(22地点)
2004年 108,000円 35.7万円 45.7万円(22地点)
2005年 102,000円 33.7万円 43.4万円(21地点)
2006年 96,000円 31.7万円 41.6万円(21地点)
2007年 95,000円 31.4万円 41.4万円(20地点)
2008年 94,000円 31.1万円 41.9万円(20地点)
2009年 92,500円 30.6万円 43.2万円(20地点)
2010年 92,000円 30.4万円 42.4万円(19地点)
2011年 91,800円 30.3万円 42.4万円(19地点)
2012年 91,800円 30.3万円 42.3万円(19地点)
2013年 91,800円 30.3万円 40.1万円(21地点)
2014年 92,300円 30.5万円 41.7万円(18地点)
2015年 92,900円 30.7万円 41.3万円(18地点)
2016年 93,300円 30.8万円 40.1万円(21地点)
2017年 93,300円 30.8万円 40.2万円(21地点)
2018年 93,300円 30.8万円 40.3万円(21地点)
2019年 93,300円 30.8万円 40.4万円(21地点)
2020年 93,300円 30.8万円 40.6万円(21地点)
2021年 92,700円 30.6万円 40.5万円(21地点)
2022年 92,100円 30.4万円 40.5万円(21地点)
2023年 91,600円 30.3万円 40.6万円(21地点)
2024年 91,300円 30.2万円 40.9万円(21地点)
2025年 91,200円 30.1万円 41.4万円(20地点)
2026年 91,200円 30.1万円 42.6万円(20地点)

グラフは、梅名の標準地「三島-1」と三島市平均の公示地価を、1995〜2026年の坪単価で表したものです(数字は、上の「公示地価の推移」の表と同じです)。この地点は、2013年までは標準地「三島-12」の番号でした。

ほかの町の地価や人口の推移は、当社独自の三島市 地価・売却マップでもご確認いただけます。

出典

公示地価は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」のAPI(地価公示・都道府県地価調査)から取得しました(2026年10月取得)。坪単価は、1㎡あたりの価格に400/121を掛けて換算した値です。三島市平均は、同じ種類(公示地価)の市内の地点のうち、住宅地・商業地・工業地の地点の価格の単純平均です。地点の数や顔ぶれは年によって変わります(1995年21地点、2026年20地点)。

人口の推移

梅名の人口は、2026年1月31日時点で3,352人です。2007年1月31日の3,432人と比べると、2.3%減っています。同じ期間に三島市全体は9.2%減っており、梅名の減り方は市全体より小さい結果です。

直近5年(2021年→2026年)では、梅名は0.8%の減少、三島市全体は4.9%の減少です。

2007年からの人口の増減
地域 2007年1月31日 2026年1月31日 増減率
三島市 114,192人 103,653人 −9.2%
梅名 3,432人 3,352人 −2.3%

なお、2026年9月30日時点の梅名の人口は3,309人です(三島市全体は103,143人)。

出典

人口は、三島市の人口統計(町名別人口と世帯数。住民基本台帳・外国人を含む・各年1月31日)をもとに作成しています。2026年9月30日の値も同じ資料によります。

梅名の災害リスク

国と静岡県が公表している洪水浸水想定区域・土砂災害警戒区域を、国勢調査の梅名の範囲と重ねて確認しました。

洪水浸水想定区域(想定最大規模の降雨が前提)によると、大場川や狩野川が氾濫した場合、梅名では町の9割以上(ほぼ全域)が浸水すると想定されています。浸水深は主に0.5〜3mで、一部では最大5〜10mとされています。

浸水想定区域に入る土地は、購入を検討する方が慎重に確認することが多いため、売却時の価格の話し合いに影響することがあります。影響の大きさは、土地ごとの想定の深さや位置によって異なります。

土砂災害警戒区域・特別警戒区域は、梅名の町内には指定されていません。

梅名の範囲に、洪水浸水想定区域と土砂災害警戒区域を重ねた地図
洪水浸水想定区域(想定最大規模)の浸水の深さ0.5m未満0.5〜3m3〜5m5〜10m当社作成の参考図です。太線の内側が梅名の範囲で、線の外は薄く表示しています。線の外の色は、周りの町の区域です。町の範囲は国勢調査の区域のため、住所の境とは一致しない場合があります(2026年10月時点)。出典:地理院タイル(淡色地図)、ハザードマップポータルサイト(2026年10月7日に利用)、令和2年国勢調査 町丁・字等境界データ(e-Stat)を加工して有限会社アイ企画が作成

洪水浸水想定区域は、想定し得る最大規模の大雨で川が氾濫した場合の想定で、必ずそうなるというものではありません。同じ町内でも、土地の高さや川からの距離によって想定は変わります。また、下水道や水路から水があふれる内水氾濫は、この想定には含まれていません。

下のボタンで地図を開き、画面の上の欄に住所や地番を入れると、土地ごとの想定を確認できます。

出典

洪水浸水想定区域(想定最大規模)は国土交通省・静岡県の公表データ(国土交通省 ハザードマップポータルサイトの「重ねるハザードマップ」)、土砂災害警戒区域・特別警戒区域は国土数値情報(国土交通省 不動産情報ライブラリ経由)を使い、国勢調査(2020年)の町の範囲と重ねて当社が集計しました(2026年10月時点)。割合はおおよその値です。公式のハザードマップは、三島市洪水ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ(三島市)・静岡県の中小河川の洪水浸水想定区域図(三島市)・静岡県 県内の洪水浸水想定区域図(東部。大場川など)でご確認いただけます(静岡県の中小河川の図面は2026年10月時点で更新中です)。

図の背景は国土地理院の地理院タイル(淡色地図。地理院タイル一覧)、浸水と土砂災害の区域はハザードマップポータルサイトのデータ、町の範囲は総務省統計局「令和2年国勢調査 町丁・字等境界データ」(e-Stat)を加工して、当社が作成しました。町丁・字等境界データは統計用の区域のため、実際の境界と一致しない場合があります。図は参考情報です。最新かつ詳細な情報は、上記の三島市・静岡県のハザードマップでご確認ください。

三島市全体と比較した今後の見通し

これまで見てきたデータから、分かったことは次のとおりです。

  • 公示地価(標準地 三島-1・住宅地)は、2021年から2026年の5年間で1.6%下落(同じ期間の三島市の公示地価の平均は5.2%上昇)で、市平均を下回る動き
  • 三島市全体の土地の取引価格(3年間の中央値)は、2020〜2022年の29.4万円/坪から2023〜2025年の32.4万円/坪に上昇(梅名の取引は、特殊な取引を除くと同じ3年間でそれぞれ10件・7件のため、傾向として読み取るには件数が足りない)
  • 人口は2007年から2.3%減少(三島市全体は9.2%減少)で、市全体より減り方が小さい
  • 直近5年(2021年→2026年)の人口は0.8%の減少(三島市全体は4.9%の減少)
  • 大場川や狩野川の洪水浸水想定区域(想定最大規模)が町の9割以上(ほぼ全域)にかかる(主に0.5〜3m、最大5〜10m)
  • 町内に土砂災害警戒区域・特別警戒区域の指定はない

地価は直近5年でほぼ横ばいで、同じ期間の三島市の公示地価の平均(5.2%の上昇)を下回っています。人口の減り方は三島市全体より小さいことから、横ばいが続く可能性があります。

ただし、町の9割以上(ほぼ全域)に洪水浸水想定区域がかかっています。

なお、これは公表されている統計から見た梅名全体の傾向です。個別の土地の価格は、形や広さ、道路の条件などによって変わるため、売却を考える際は、梅名の特徴を理解した不動産会社に相談しましょう。

まとめ

  • 土地価格相場(目安)は坪単価約33.0万円(取引当時の中央値は約31.4万円。2021年1月〜2026年3月の取引14件のうち、計算に使った11件)
  • 2015年以降の取引で最も多い面積は150〜200㎡(46件中16件)
  • 今後の見通し:地価はほぼ横ばいで市平均を下回り、人口の減り方は市全体より小さく、横ばいが続く可能性があります(町の9割以上に洪水浸水想定区域)

この相場データの活用方法

相場だけでは個別の土地の売却価格は分かりませんが、不動産会社の査定額を比べる手がかりになります。次のように活用してください。

  1. 複数の不動産会社に査定を依頼する
  2. 提示された査定額(総額)を土地の坪数(㎡×0.3025)で割って坪単価に直し、坪単価約33.0万円(2026年の水準に直した目安)の相場と比べる
  3. 相場より高い査定額には「なぜ高いのか」、低い査定額には「なぜ低いのか」の根拠を確認する
  4. 梅名の特徴(土地の形や広さ、道路の条件など)をふまえて査定しているかを確かめる

梅名の公示地価の地点は直近5年(2021年→2026年)でほぼ横ばいで、三島市全体より弱い動きのため、取引当時の中央値(約31.4万円)もあわせて比べてください。

根拠の説明がないまま高い査定額が示された場合、売り出した後に値下げが必要になることもあります。査定額の根拠をきちんと説明できる不動産会社を選ぶことが大切です。

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